1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【AI駆動開発】WindowsでClaude Code使えない問題を解決!Cursor + WSL完全セットアップ

Posted at

Claude Code + Cursor + WSL環境構築ガイド(Windows向け)

🚨 重要:WindowsでClaude Code + Cursorを使うには WSL が必要です

Claude Codeは現在、Linux/macOS環境でのみ正式サポートされています。そのため、Windowsユーザーが使用するには**WSL(Windows Subsystem for Linux)**が必須となります。

なぜWSLが必要なのか?

  • Claude CodeはNode.js環境で動作し、Linux固有の機能に依存
  • WindowsネイティブではClaudeのターミナル統合機能が制限される
  • Cursor(VS Codeベース)はWSL環境と連携することで最適なパフォーマンスを発揮

このガイドでは、「WSL + Ubuntu + Claude Code + Cursor」の完全な環境をWindows上で構築する手順を詳しく解説します。

💡 この記事で実現できること

2025年最新のAI開発環境を Windows で構築できます!

  • Claude Code(ターミナルAI)+ Cursor(AIエディタ)+ WSL の黄金セット
  • claudeコマンドでターミナルからAIと対話しながらコーディング

🎯 想定読者

  • Windows PCでAI支援開発環境を構築したい方
  • VS CodeからCursorへの移行を検討している方
  • Claude Codeを試してみたい開発者
  • WSL環境での開発に興味がある方

📋 事前準備

必要な要件

  • Windows 10 バージョン2004以降(ビルド19041)または Windows 11
  • PowerShellが使える(管理者として起動)
  • インターネット接続
  • Claude ProまたはMaxプラン(月額20ドル〜)または Anthropic APIアカウント(従量課金)

料金プランについて

Claude Code の料金

Claude Codeを使用するには、以下のいずれかのプランが必要です:

1. Claude Pro(月額20ドル)- 初心者におすすめ 🎯

対象ユーザー: コーディング初心者〜中級者、個人開発者
利用量の目安:

  • 5時間で約45メッセージ(フリープランの5倍)
  • 小〜中規模のプロジェクト(数十ファイル程度)
  • 学習目的やプロトタイプ開発

💰 お得ポイント:

  • Claude Code + Claude Web版(ブラウザ)が両方使える!
  • ChatGPT Plus(20ドル)と同額なのに、ターミナルAI機能も付いてくる
  • 1つのサブスクで「コーディング + チャット + 文章作成」すべてカバー
  • VS Code拡張やCursor連携も無料で利用可能

2. Claude Max(月額100-200ドル)- 本格開発者向け

対象ユーザー: プロの開発者、大規模プロジェクト
利用量の目安:

  • 100ドルプラン: 5時間で約225メッセージ(Proの5倍)
  • 200ドルプラン: 5時間で約900メッセージ(Proの20倍)
  • 大規模リポジトリ(数百〜数千ファイル)

3. Anthropic API(従量課金)- 上級者・企業向け

対象ユーザー: エンジニア、企業開発チーム
料金体系: トークン使用量に応じた課金
特徴:

  • 使った分だけの支払い
  • 複雑なタスクでは数十ドル/日になる場合も
  • 細かい使用量制御が可能

Cursor の料金

Cursorエディタ自体の料金プラン:

1. Hobby(無料)- 試用向け

  • 基本的なエディタ機能は無料
  • AIコード補完: 月2,000回まで
  • プレミアムAIチャット: 月50回まで
  • 学習用や小規模開発に適している

2. Pro(月額20ドル)- 個人開発者におすすめ 🎯

  • AIコード補完: 無制限
  • プレミアムAIリクエスト: 月500回の高速 + 無制限の低速
  • GPT-4、Claude 3.5 Sonnet等の最新AIモデル利用可能
  • プライバシーモードでコード学習防止

3. Business(月額40ドル)- チーム・企業向け

  • Proプランの全機能
  • 一括請求・管理機能
  • 強制プライバシーモード(チーム全体適用)
  • OpenAI ゼロデータ保持ポリシー

4. Ultra(月額200ドル)- ヘビーユーザー向け

  • Proプランの20倍の利用枠
  • 決められた一定料金(使用量ベースではない)
  • パワーユーザー向けの大容量プラン

💡 推奨の組み合わせ

初心者・学習目的

  • Claude Pro(20ドル)+ Cursor Hobby(無料)= 月額20ドル
  • Claude CodeでAI開発、CursorのAI補完は制限内で利用

個人開発者・フリーランス

  • Claude Pro(20ドル)+ Cursor Pro(20ドル)= 月額40ドル
  • 最もコスパが良い組み合わせ
  • 両方のAI機能をフル活用可能

本格的な開発者

  • Claude Max(100-200ドル)+ Cursor Pro(20ドル)= 月額120-220ドル
  • 大規模開発に必要な全機能を網羅

🔥 なぜこの組み合わせがお得なのか

他のAIツール組み合わせと比較:

  • GitHub Copilot(10ドル)+ ChatGPT Plus(20ドル)= 30ドル
    • でもターミナルAI機能なし
  • Claude Pro + Cursor Pro = 40ドル
    • ターミナル + エディタ + ブラウザすべてでAI利用可能
    • コード補完 + プロジェクト理解 + チャットすべて込み

🛠️ Step 1: WSL(Windows Subsystem for Linux)の構築

WSLとは?

WSLは、Windows上でLinux環境を動かすMicrosoftの技術です。仮想マシンより軽量で高速、かつWindowsとLinuxファイルシステムが相互アクセス可能な優れた開発環境です。

1-1. Windowsバージョンの確認

  1. Win + Rキーを押して「winver」と入力
  2. Windows 10の場合、ビルド番号が19041以降であることを確認
  3. Windows 11の場合はそのままOK

1-2. WSLのインストール

PowerShellを「管理者として実行」:

  • Win + Xキー → 「Windows PowerShell (管理者)」を選択

WSLの有効化とUbuntuのインストール:

wsl --install -d Ubuntu

このコマンドで以下が自動実行されます:

  • 必要なWindows機能の有効化(WSL、仮想マシンプラットフォーム)
  • Linuxカーネルのインストール
  • Ubuntuディストリビューションの取得と展開

再起動:

Restart-Computer

1-3. Ubuntuの初期設定

再起動後、Ubuntuを起動する方法は3つあります:

方法1:自動起動(推奨)

  • 再起動後、数分待つとUbuntuのターミナルウィンドウが自動的に開きます

方法2:スタートメニューから起動

  • Winキーを押してスタートメニューを開く
  • 「Ubuntu」と入力してアプリをクリック

方法3:PowerShellから起動

wsl -d Ubuntu

初期設定画面が表示されます:

Installing, this may take a few minutes...
Please enter your default UNIX username: [お好みのユーザー名を入力]
New password: [パスワードを入力(画面には表示されません)]
Retype new password: [パスワードを再入力]

重要な注意点

  • ユーザー名は小文字の英数字のみ
  • パスワード入力時は画面に何も表示されませんが、正常に入力されています
  • パスワードは後でsudoコマンドを使う際に必要

1-4. WSL2の確認とアップグレード

PowerShellでWSLバージョンを確認:

wsl --list --verbose

WSL1の場合はWSL2にアップグレード:

wsl --set-version Ubuntu 2
wsl --set-default-version 2

🛠️ Step 2: Node.jsのインストール(Ubuntu側)

2-1. Node.js 20.x LTSのインストール

# Ubuntu側のターミナルで実行
# システムの更新
sudo apt update

# curlのインストール
sudo apt install -y curl

# Node.js 20.x LTSの公式リポジトリを追加
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x | sudo -E bash -

# Node.jsのインストール
sudo apt install -y nodejs

# インストール確認
node -v  # v20.x.x が表示されればOK
npm -v   # 10.x.x が表示されればOK

💡 sudoパスワードについて:

  • **sudo(スーパーユーザーdo)**とは、Linux/Ubuntuで管理者権限でコマンドを実行するためのコマンド
  • sudoコマンド実行時は、WSL初期設定で作成したパスワードが必要
  • パスワード入力時は画面に何も表示されませんが、正常に入力されています
  • 一度入力すると、しばらく(通常15分間)は再入力不要になります

2-2. npm設定の最適化

# npmのグローバルディレクトリを設定
mkdir -p ~/.npm-global
npm config set prefix ~/.npm-global

# PATHを通す
echo 'export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

# 設定確認
npm config get prefix  # /home/[ユーザー名]/.npm-global が表示されればOK

🛠️ Step 3: Claude Codeのインストール

3-1. npm経由でのインストール

# Claude Codeをグローバルインストール(sudoは使わない)
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# インストール確認
claude --version

3-2. Claude Codeの初期設定

方法1: Claude Pro/Maxプラン(推奨)

  1. claude.aiでPro/Maxプランに登録
  2. プロジェクトディレクトリで初回実行:
# テスト用ディレクトリを作成
mkdir -p ~/claude-test
cd ~/claude-test

# Claude Codeを実行
claude
  1. 初回起動時の認証: ブラウザが開くのでclaude.aiアカウントでログイン

方法2: Anthropic API(従量課金)

  1. Anthropic Consolehttps://console.anthropic.com/)にログイン
  2. APIキーを取得して環境変数に設定:
echo 'export ANTHROPIC_API_KEY="your-api-key-here"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

3-3. Claude Codeの動作テスト

cd ~/claude-test
claude

# Claude Codeが起動したら以下を試す:
# "Hello, world! をPythonで出力するコードを書いて"

📁 重要:プロジェクトの作成場所について

🤔 初心者がよく心配すること

「Claude CodeやNode.jsをインストールした場所でしかプロジェクトを作れないのでは?」

これは完全に誤解です!安心してください。

💡 実際の仕組み

どこにプロジェクトを作っても、Claude Codeは問題なく動作します!

# パターン1: WSL内
mkdir -p ~/projects/my-app
cd ~/projects/my-app
claude  # 問題なく動作

# パターン2: Windows共有(推奨)
mkdir -p /mnt/c/Users/username/dev/my-app  
cd /mnt/c/Users/username/dev/my-app
claude  # 問題なく動作

# パターン3: デスクトップ
mkdir -p /mnt/c/Users/username/Desktop/coding/my-app
cd /mnt/c/Users/username/Desktop/coding/my-app  
claude  # 問題なく動作

Step 2で設定した以下により、claudeコマンドがシステム全体で使えるようになりました:

echo 'export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH' >> ~/.bashrc

安心して好きな場所にプロジェクトを作ってください!

🛠️ Step 4: PowerShell→Cursor Claude動作確認の完全な流れ

🎯 ゴール

  • PowerShellでWSL環境のClaude動作を確認
  • Cursorをインストール
  • Cursor上で同じプロジェクトでClaude動作を確認

4-1. PowerShellでテストフォルダ作成とClaude動作確認

PowerShellでWSLを起動:

# Windows PowerShellを開いて以下を実行
wsl -d Ubuntu

テストフォルダの作成(WSL内):

# WSL内で実行(username@DESKTOP-XXXXXXX:~$)
# Windowsからもアクセスしやすい場所にテストフォルダを作成
mkdir -p /mnt/c/Users/$(whoami)/Desktop/claude-test
cd /mnt/c/Users/$(whoami)/Desktop/claude-test

# 現在のディレクトリを確認
pwd
# 出力例: /mnt/c/Users/takahiro/Desktop/claude-test

Claude動作確認:

# Claude Codeを起動
claude

# 起動したら以下をテスト:
# "Hello, World!をPythonで出力するコードを作って、ファイル名はhello.pyにして"

動作確認の結果例:

# Claudeが作成したファイルを確認
ls -la
# hello.py が作成されていることを確認

# ファイル内容を確認
cat hello.py

# Pythonコードを実行してテスト
python3 hello.py
# "Hello, World!" が出力されればOK

Claudeを終了:

# Claudeを終了(Ctrl+C または exit と入力)
exit

# WSLも一旦終了
exit

4-2. Cursorのインストール

Cursorのダウンロード:

  1. Windowsのブラウザで https://cursor.sh/ にアクセス
  2. **「Download for Windows」**をクリック
  3. ダウンロードしたインストーラー(cursor-setup.exe)を実行

Cursorのインストール:

  • インストーラーを実行
  • 「Next」で進む(デフォルト設定でOK)
  • インストール完了後、Cursorが自動起動

Cursor初期設定:

  • 設定画面が表示される場合はお好みで設定
  • VS Codeからの設定移行は「Skip」でOK
  • Cursorのメイン画面が表示されればOK

4-3. Cursor上で同じテストフォルダのClaude動作確認

Cursorでテストフォルダを開く:

  1. Cursorのメニューから「File」→「Open Folder」をクリック
  2. フォルダ選択画面で以下のパスに移動:
    C:\Users\[あなたのユーザー名]\Desktop\claude-test
    
  3. 「フォルダーの選択」をクリック

WSL拡張機能の確認とインストール:

  1. Cursorの左側メニューから「拡張機能」アイコンをクリック(四角が4つのアイコン)
  2. 検索ボックスに「WSL」と入力
  3. 「Remote - WSL」拡張機能をインストール(既にインストール済みの場合は不要)

Cursor統合ターミナルでWSLに接続:

  1. Cursorで「Ctrl + Shift + `」(バッククォート)を押してターミナルを開く
  2. ターミナル右上の「+」の横にある「▼」をクリック
  3. 「Ubuntu (WSL)」を選択
  4. WSLターミナルが開く

Cursor内でClaude動作確認:

# Cursor内のWSLターミナルで実行
# 現在のディレクトリを確認(PowerShellで作成したフォルダと同じはず)
pwd
# 出力例: /mnt/c/Users/takahiro/Desktop/claude-test

# 既存ファイルを確認
ls -la
# hello.py があることを確認

# Claude Codeを起動
claude

# 起動したら以下をテスト:
# "hello.pyファイルを読み込んで、さらにファイル一覧を表示するlist_files.pyも作って"

Cursorエディタでの確認:

  1. CursorのExplorerパネル(左側)でファイル一覧を確認
  2. hello.py をクリックして内容を確認
  3. 新しく作成されたlist_files.pyをクリックして内容を確認
  4. ファイルの編集や保存がCursor上で正常にできることを確認

両方での動作確認完了:

# 新しく作成されたPythonファイルを実行してテスト
python3 list_files.py

# 正常に動作すれば、PowerShellとCursor両方でClaude動作確認完了!

🛠️ Step 5: Cursor日本語設定

5-1. 日本語表示設定(UI言語の変更)

基本手順

  1. Cursorを起動
  2. コマンドパレットを開く: Ctrl + Shift + P
  3. 言語設定コマンドを実行:
    • 「Configure Display Language」と入力
    • または「>display language」と入力して選択
  4. 言語パックのインストール:
    • 「Install additional languages...」を選択
    • 一覧から「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を探してインストール
    • または拡張機能検索で「ms-ceintl.vscode-language-pack-ja」を直接インストール
  5. Cursorを再起動

📝 うまくいかない場合の対処法

手動での言語パック設定:

  1. Ctrl + Shift + P でコマンドパレット
  2. 「Preferences: Configure Runtime Arguments」を入力
  3. argv.json ファイルが開いたら以下を追加:
{
    "locale": "ja"
}
  1. Cursorを再起動

5-2. 日本語入力の基本設定

最低限これだけは設定しておくと良いもの:

  1. 設定画面を開く: Ctrl + ,
  2. 検索ボックスで「accept suggestion」と入力
  3. 「Editor: Accept Suggestion On Enter」を off に設定
    • これで日本語入力中にEnterを押しても補完されません

または settings.json で設定(推奨):
Ctrl + Shift + P → 「Preferences: Open Settings (JSON)」で以下を追加:

{
  "editor.acceptSuggestionOnEnter": "off"
}

この設定だけで日本語入力が格段に楽になります!

5-3. 確認方法

  1. Cursor再起動後、メニューが日本語表示されているかチェック
  2. 「ファイル」「編集」「表示」などが日本語になっていればOK
  3. 日本語でコメントを書いて、入力がスムーズかテスト

💡 Claude Codeでの日本語入力について:
プロンプト入力時に変換候補がはみ出る問題がありますが、これは現状「諦める」のが現実的です。短時間の入力なので実用上大きな問題にはなりません。

🎯 実際の開発ワークフロー

プロジェクト作成からコーディングまで

# 1. 新しいプロジェクトフォルダ作成
mkdir -p ~/projects/my-new-app
cd ~/projects/my-new-app

# 2. Claude Codeでプロジェクト初期化
claude
# "Next.jsでTodoアプリのプロジェクトを作成して"

# 3. Cursorでプロジェクトを開く
# File → Open Folder → \\wsl$\Ubuntu\home\[username]\projects\my-new-app

# 4. 開発サイクル
# - Claude Codeでコード生成
# - Cursorで詳細編集・デバッグ
# - WSLターミナルで実行・テスト

Claude Code vs Cursor Agentの使い分け

Claude Code(ターミナル)を使う場面:

  • プロジェクト全体の初期セットアップ
  • 大規模なリファクタリング
  • git操作(コミット、プッシュ、マージ競合解決)
  • 複数ファイルにまたがる変更

Cursor Agent(エディタ)を使う場面:

  • 細かいコード修正
  • 精密なdiff確認
  • インライン補完
  • 特定ファイル内での作業

🤔 なぜ VS Code ではなく Cursor を選ぶのか?

VS Code + Claude Code より Cursor + Claude Code が人気な理由:

1. AI機能の統合度

  • Cursor: AI機能が最初から設計に組み込まれている
    • インライン補完、チャット、Agent機能が統合
    • Claude Code拡張機能の動作が最適化されている
  • VS Code: AI機能は後付けで、統合が不完全
    • GitHub Copilotが主力だが、Claude統合は限定的
    • 拡張機能間の連携が不安定

2. Claude Code との相性

  • Cursor: Claude Code拡張機能が安定して動作
    • 自動検出とインストールが比較的スムーズ
    • ショートカットキー(Cmd+Esc)が正常に機能
  • VS Code: Claude Code拡張機能で問題が多い
    • 自動インストールが失敗することが多い
    • 手動でVSIXファイルをインストールする必要がある場合も

3. 開発者体験(DX)の最適化

  • Cursor: AI中心の開発フローに最適化
    • タブ補完、プロジェクト理解、マルチファイル編集が洗練
    • AI提案の精度と応答速度が向上
  • VS Code: 従来の開発フロー中心
    • AI機能は補助的な位置づけ
    • Microsoft の慎重なAI統合アプローチ

4. AI-first設計思想

  • Cursor: AIと人間の協働を前提とした設計
    • Agent機能(旧Composer)がメインインターフェース
    • プロジェクト全体のコンテキスト理解に特化
  • VS Code: 既存機能にAIを追加
    • 従来の手動編集が主、AI支援が従
    • AI機能へのアクセスが間接的

5. エコシステムとコミュニティ

  • Cursor: AI開発に特化したコミュニティ
    • Claude、AI開発に関する情報共有が活発
    • AI-first開発のベストプラクティスが蓄積
  • VS Code: 汎用的な開発コミュニティ
    • AI開発に特化した情報は分散
    • 従来の開発手法が中心

💡 つまり:
VS CodeはAI機能を「追加」したエディタ、CursorはAI機能を「中核」としたエディタ。Claude Codeのようなエージェント的なツールとの親和性が根本的に異なる。

📝 まとめ

✅ 構築手順(おさらい)

  1. WSL2 + Ubuntuをインストール(wsl --install -d Ubuntu
  2. Node.js 20.x LTSをUbuntu上にインストール
  3. Claude Codeをnpm経由でインストール
  4. CursorをWindowsにインストール
  5. 日本語設定基本設定を適用
  6. 料金プランを選択して認証

💰 推奨料金プラン

初心者・学習用: Claude Pro(20ドル)+ Cursor Hobby(無料)= 月額20ドル
個人開発者: Claude Pro(20ドル)+ Cursor Pro(20ドル)= 月額40ドル ⭐️最推奨
本格開発: Claude Max(100-200ドル)+ Cursor Pro(20ドル)

🚀 これで実現できること

  • 2025年最新のAI開発環境が完成
  • ターミナルでClaude Codeと対話しながらコーディング
  • エディタでCursor AIによる高精度な補完・編集
  • ブラウザでClaude Webによる学習・相談
  • 一つの環境ですべてのAI開発作業が完結

🎯 次のアクション

  1. WSL環境を構築して基本セットアップ
  2. 簡単なプロジェクトでClaude Codeを試す
  3. CursorでAI補完を体験
  4. 料金プランを最適化して本格運用開始

これで君も2025年のAI開発者だ! 🤖✨


Happy Coding with AI!

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?