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Denoってなに?試しに使ってみよう

Last updated at Posted at 2024-02-28

2か月前に投稿してそのまま放置してました。
まあUbuntuやらなんやらで遊んでただけですがね
さて本題に戻って、今回はDenoってなに?って人向けに簡単に説明を書きます。

Denoとは

Node.jsの作者のライアン・ダールがJSConf EU 2018での公演「Node.jsに関する10の反省点」で発表されたJavascirpt・Typescirptのランタイムです。

インストール方法

Windowsは

PowerShell
irm https://deno.land/install.ps1 | iex

Mac・Linuxは

Bash
curl -fsSL https://deno.land/install.sh | sh

のコマンドを実行するとインストールされます。

実際に使ってみよう

自分が使っているDenoのバージョンはv1.41.0です。
なのでバージョンが上がるにつれ動かなくなる可能性があります。

まずDenoを実行してみましょう。

deno run --allow-net --allow-read https://deno.land/std@0.217.0/http/file_server.ts

とすると(多分)localhost:4507にアクセスするとファイルサーバーにアクセスできるようになります。

次は自分でTypescriptのコードを書いて実行してみましょう。

index.ts
Deno.serve((_request: Request) => {
  return new Response("Hello, world!");
});

と書いて、

deno run --allow-net index.ts

で実行してやるとlocalhost:8000にアクセスするとHello, world!と表示されるはずです。

Node.jsとDenoの違い

1.Denoはpackage.jsonやらなんやらがない

Node.jsにはpackage.jsonでごにょごにょしたりnode_moduleが必要ですがDenoにはなんとありません。
なぜならDenoにはパッケージ管理システムが組み込まれているのでnpmとかが必要ないのです。

2.Typescriptが使える

Node.jsで使うにはコンパイルとかいろいろしないといけなかったのがDenoはそのまま実行できます。
もちろんJavascriptも使えますけどね。

3.セキュリティが強くなった(語彙力)

Denoは--allow-netなどのフラグを使わないとファイルやネットワークにアクセスできないようになっています。
フラグがなくても動くには動くのですが、実行前に権限がないから権限付与するかい?的なことが聞かれるようになりました。

4.Web標準の互換性がある

DenoはWeb標準の互換性があります。
例えば
HTTPリクエストはfetch、WebSocketサーバーと接続するならWebSocketオブジェクトなど。

5.一応npmも使える

Denoはnpmも使えます。
Denoでパッケージをinportするときにnpm:<パッケージ名>@<バージョン>と指定してやるとnpmのパッケージが使用できます。
全部が全部対応しているわけではないですが、主要なパッケージはほとんど対応しています。

他にもいろいろありますがこんなもんでしょう。

おわりに

Node.jsの記事は大量にあるのにDenoの記事があまりなかったのでこの記事を書きました。
まだまだNode.jsには届きませんがDenoのことを知ってもらえたら嬉しいです。

参考にしたサイト

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