入力
1行
空白なしの文字列を受け取る
最も基本な形
# 入力
20250222
# str型の場合
print(input())
# 出力 `20250222`
# int型に変換する場合
print(int(input()))
# 出力 `20250222`
スペース区切りの文字列をリストとして受け取る
# 入力
1 2 3 4 5
# str型の場合
print(list(map(str, input().split())))
# 出力 `['1', '2', '3', '4', '5']`
# int型に変換する場合
print(list(map(int, input().split())))
# 出力 `[1, 2, 3, 4, 5]`
-
input().split()で スペース区切りで分割 -
map(str(またはint), ...)で strまたはintに変換 -
list()で リストに変換
複数行
単一の文字列が複数行
# 入力
3
111
222
333
n = int(input()) # 行数を受け取る
# str型のリストに変換する場合
print([input() for _ in range(n)])
# 出力 `['111', '222', '333']`
# int型のリストに変換する場合
print([int(input()) for _ in range(n)])
# 出力 `[111, 222, 333]`
-
for _ in range(n)を使ってn回input()を繰り返す
出力
単純な単一文字列
# str型
print('42') # `42`
# int型
print(42) # `42`
リストの要素をスペース区切りで出力(要素がint型)
arr = [1, 2, 3, 4, 5]
# 方法1
print(' '.join(map(str, arr)))
# 方法2
print(*arr)
# 出力 `1 2 3 4 5`
リストの要素をスペース区切りで出力(要素がstr型)
arr = ['A','B','C','D','E']
# 方法1
print(' '.join(arr)) # mapでの型変換が不要
# 方法2
print(*arr)
# 出力 `A B C D E`
-
*を使うとリストの アンパック ができ、print()のデフォルトのスペース区切りで出力される
リストの要素をスペースなしで出力(要素がint型)
arr = [1, 2, 3, 4, 5]
# 方法1
print(''.join(map(str, arr)))
# 方法2
print(*arr, sep='')
# 出力 `12345`
リストの要素をスペースなしで出力(要素がstr型)
arr = ['A','B','C','D','E']
# 方法1
print(''.join(arr)) # mapでの型変換が不要
# 方法2
print(*arr, sep='')
# 出力 `ABCDE`
リストの要素を改行区切りで出力(要素がint型)
arr = [1, 2, 3, 4, 5]
# 方法1
print("\n".join(map(str, arr)))
# 方法2
print(*arr, sep='\n')
# 出力
# 1
# 2
# 3
# 4
# 5
リストの要素を改行区切りで出力(要素がstr型)
arr = ['A','B','C','D','E']
# 方法1
print("\n".join(arr)) # 型変換が不要
# 方法2
print(*arr, sep='\n')
# 出力
# A
# B
# C
# D
# E
高速な入出力
入力
大量の入力を扱う場合、sys.stdin.read() を使うと 一括で入力を受け取る ことができる。
import sys
data = sys.stdin.read().split() # 全ての入力を一括で受け取り、スペース・改行で分割
-
sys.stdin.read()は 標準入力をすべて読み込む -
.split()で スペース・改行区切りでリストにする
出力
大量の出力がある場合、print() より sys.stdout.write() の方が高速。
import sys
sys.stdout.write("Hello\n") # → Hello（改行あり）
-
sys.stdout.write()はprint()より 遅延が少なく高速 -
\nを明示しないと改行されないので注意