これは何?
最近、オンラインストレージで box を試してるんだけど、slack との連携がちょーぜつ便利だったので、それのメモ
box って?
オンラインストレージサービス
Dropboxに似た感じだけど、よりエンタープライズ色が強い。
- 全データが暗号化されて保存
- ファイルにメタデータやコメントなど充実した付加情報を付与できる。
- ファイルのライフタイム設定ができる
- 有効期間設定。知り合いの某社では、デフォルト1ヶ月で消えるように設定していて(残したいファイルは設定変更する運用にしているらしい)、おかげでゴミファイルに悩まされることが減ったとのこと)
- Office や Google docs なんかと連携できる。
- 特に Office との連携がすばらしい
- もちろん、全ファイルは履歴管理される
- "資料_20160501.ver1.pptx" なんてファイル作らなくて良い
- とにかく、ビューワーが良く出来てる
- 300種類のファイル形式に対応してるらしい。外出先でのプレゼンも超簡単
- 最近では、360度カメラ映像のビューワー(WebGL使ってぐりんぐりん)なんかも対応してるとのこと
- もちろん無料で使える。
- 10GBまで。それ以上使いたくなったら、ちゃんとお金を払おう
といったところが、ぱっと使ってみていいなーって思った特徴
アメリカでは結構有名。シリコンバレーの Redwood cityに本社がある。この前遊びに行ってきたけど、すごいおされな、いいオフィスだった。また遊びに行こっと。
box と slack との連携
ここからが本題。とにかく、これがほんとに良く出来てる。
解決したかった課題
slack普段使ってて悩ましいのがアーカイブデータとの連携。Google docs使うと解決できるんだけど、コミュニティ仕事ではいいけど、仕事ではpowerpoint とか使えないと辛いし。ファイルサーバーのリンクはったりするのは、やっぱり不便
どんな感じに解決できるの?
論より証拠。典型的な使い方をペタペタ
ファイルの作成
まずは、ファイルを作る。box syncってアプリ入れると、Dropboxみたいにlocalフォルダーと自動で同期とってくれる。基本基本、これは驚かない ;-)
slackにファイルを貼り付ける
slack で box integration 設定すると、ファイルを貼り付けるとき、box が選択できるようになる。
こんな感じでファイルとしてslackでは認識される。
貼り付けられたファイルを閲覧する。
ファイルを開こうとすると、boxのviewerが起動する。普通は、ダウンロードプロセスが起こって残念な感じになるけど、そんなこと起きない。この時点で既にチョー便利。
また、ビューワーがほんとよく出来てるのでたまらない。
ファイルを編集してみる。
編集も簡単。右上の Open を選択すると、
といったように、Editor選択にうつり、例えば下の Microsoft PowerPoint を選ぶと
のようにパワポが起動し(初回のみ、連携用プラグインのインストールが必要です)。ふつーに編集して保存すると
といったように、box 上でダイレクトに更新される。今までだと、一回編集したものを再度slackに貼りつけ直すとか revision がよく分かんなくなるとか色々あったけど。これなら迷わない。
最後に
box と slack を連携させると、 ものすごーーーーーーーーいシームレス に、slack の flow context の中に box の archive context を組み込むことができる。slack workflow でアーカイブどーしよー問題悩ましかったけど解決された。良かった。良かった。