概要
この記事は2023年3月時点の情報です。
Stable Diffusion Web UI(以下SD WebUI)はPython 3.10.6推奨みたいです。
他のバージョンのPythonを使っていたり、Stable Diffusionで使用しないライブラリと混ざっちゃうとバグの原因になるので、Anacondaで仮想環境を作ってSD Web UIをインストールします。
SD WebUIの導入や機能について参考になるサイト↓
環境
OS:Windows10
CPU:i7 10700
GPU:RTX 3070
Python:3.10.6
材料
- Git
- Anaconda
- SD WebUIのリポジトリ
- Stable Diffusionのモデル(自分が使いたいもので大丈夫です)
手順
1. GitとAnacondaをインストール
各自で!
2. Stable Diffusion Web UIのインストール
大まかな流れはこの記事通りに進めていくとよろしい。
Anaconda Promptを立ち上げて、SD WebUI用の環境にわかりやすい名前(例えばsd-webUI
)を入れて環境を作ります。
conda create -n 環境の名前 python=3.10.6
conda activate 環境の名前
作業したいフォルダまでのパスに移って、webuiのリポジトリをクローンします。
cd 作業したいフォルダまでのパス
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
cd stable-diffusion-webui
自分の場合はgit clone
の前はこんな感じ。
クローンが終わると作業フォルダの中にstable-diffusion-webuiというフォルダができてるはずで、stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion
にダウンロードした学習モデルのv1-5-pruned-emaonly.safetensors
を置きます。
モデルを置いた後、以下を打ち込み
cd stable-diffusion-webui
webui-user.bat
ちょっと待つと
Running on local URL: http://127.0.0.1:7860
To create a public link, set `share=True` in `launch()`.
の表示がでるので、
http://127.0.0.1:7860/
にアクセスするとSD WebUIが使えます。
自分は便利なやつの後半に書いている、Anacondaを立ち上げてWebUIを起動するバッチファイルを作って運用しています。
便利なやつ
webui-user.bat
の中身に追加しておくと良さそうなもの
- xformers:生成速度が速くなる
- autolaunch:WebUIを起動したとき、http://127.0.0.1:7860/にアクセスしにいかなくても自動でブラウザが起動する
他にも調べてみてください。
@echo off
set PYTHON=
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS= --autolaunch --xformers
git pull
call webui.bat
自分は毎度Anacondaの環境の切り替えを手動でやるのがめんどうなので、WebUIを立ち上げるbatを使っています。
call どこかanaconda3\Scripts\activate.batのパス
call activate 環境の名前
cd stable-diffusion-webuiのパス
call webui-user.bat
便利!
おまけ
遊びの幅が広がるControlNet
使い方わかりやすい↓
ControlNetのモデルをstable-diffusion-webui\extensions\sd-webui-controlnet\models
に入れる
GOOD LUCK.