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ナレッジツールをGROWI.cloudへ移行しました。

Last updated at Posted at 2022-12-07

この記事はウェブクルー Advent Calendar 2022 7日目の記事になります。

昨日は、@kouki_kubota さんの「JavaScriptのthisについて」でした。

はじめに

普段は、インフラエンジニアとして、弊社取扱サービスサイトのインフラ全般と社内イントラ
周りの改善や、新規インフラ環境構築、直近では、システム基盤の刷新案件の担当として
各ベンダ様や取引先とやり取りをしております。

GROWIをSaaSサービスへ移行する前

弊社で、もともと GROWIを AWS EC2上に Dockerコンテナとして起動し、
そこに、アプリを立てて、弊社の組織内で運用をしておりました。

GROWIをIaaSで運用していた際の課題

ユーザ認証

OneloginでSAML連携でユーザ認証させるか、ID・PASSWORDでユーザ認証させるかで
それぞれのアプリで運用方式が異なっておりました。

利便性

GROWIへアクセスするには、社内NWを介してアクセスする必要がありました。
出社やリモートワークといったハイブリッド勤務形態をとっており、常にVPN接続をする必要があったため、少しでも通信トラフィック量を減らす必要がありました。

メンテナンス

バグFIXなどのGROWI本体の修正が入った場合、平日日中帯の通常時間ではメンテナンスができないため
深夜帯や休日などの時間帯でメンテナンスする必要がありました。

GROWI.cloud へ移行した理由やその他内容

  • GROWIがナレッジツールとして使い慣れていたこと
  • SAML連携ができること
  • ユーザ単位での課金ではなく、アプリ単位での課金であったこと
  • データ移行も数営業日で完了できること
  • 自動メンテナンスでバージョンアップができること

GROWI.cloud へ移行する際考慮したポイント

  • 前段で記載している通り、出社やリモートワークでのハイブリット勤務形態に対応するため、VPN接続をしなくてもいいように変更しました。
  • ユーザ管理をしやすくするため、ユーザ認証をすべてOnelogin (IdP)へ統一変更しました。
    • 社外での作業でも、Oneloginを利用することで多要素認証を利用し、ログインする方式をとり、セキュリティを担保しました。
  • どうしても平行稼働期間が必要だったため、新旧アプリの極力凍結期間を短くするようにしました。

OneloginでのSAML連携する際のポイント

Applications 追加時の操作

  1. Onelogin 管理者メニューに移動します。
  2. [Applications]-[Applications]をクリックします。
  3. [Add App]をクリックします。
  4. 虫メガネの検索欄で「saml」を入力検索し、[SAML Test Connector(Advanced)SAML2.0]をクリックします。
  5. [Configuration]-[Display Name]に任意の名前を入れて、[Save]をクリックします。
  6. [Configuration] をクリックし、Audicence、Recipient、ACS(Consumer)URL Validatorにそれぞれ必要な値を入力した上で、[Save]をクリックします。
  7. [Parameters] をクリックし、GROWI.cloudで必要となるパラメータを追加入力します。

最後に

今回、GROWI.cloud への移行にあたり、ご協力ご支援いただいた 提供元の WESEEK様には感謝いたします。
また、ご協力いただいた弊社社内の各アプリ管理者のみなさんおよび、システムの皆さんには感謝お礼申し上げます。

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