個人で技術書サービスを作って先日リリースしましたので、そちらの苦悩と公開についての投稿です。
苦悩と後悔
一通り完成して本番サーバにデプロイして安心して寝た翌日、競合サービスがその数日前にリリースしてました。
サービス作成に数ヶ月間費やしたので脇の下に変な汗が出ました。正直機能を作りすぎたのでもっと早めに出しておけばよかったです。
はじめに
仕切り直して、先日「WeBook」という技術書籍のプラットフォームをリリースしました。
金銭を扱うので会社名義になってますが、個人開発したサービスになります。
WeBookは、「Web」+「Book」を組み合わせて作った造語で、Webで便利に読める書籍とはどういうものかを探しつつ、広めていきたいという想いから名付けました。
※ これを会社名義でリリースさせてくれたシャッチョさんありがとー!個人開発しつつお金を溜めたいけど営業したくない方は弊社へどうぞ。
サービスの目指すべき未来
1. 読者視点
手軽に新しい知識を得られること。
時代が変わり、一つのサービスを作るためのハードルは下がりましたが、反面多くのツールやライブラリを駆使しなければいけなくなりました。忙しい現代人が効率よく学んでいくためには、学ぶ媒体もアップデートしていく必要があると感じています。
結論、書籍は情報量が多いので、適切な量でサクサクと読めるようになりたい。
また、サイトは情報量が少ないので、一つの知識についてもっと情報がまとめられていたい。
なので、サイト以上書籍以下の情報がもっと多くなれば学びやすい環境がもっと揃うのではないかと考えています。
2. 執筆者視点
新しいキャリア形成の仕方を確立できること。
「個人の時代」において様々な生き方が生まれていってますが、何かと「個人の発信力」が重要になってくる場合も少なくありません。イベントに登壇したり執筆したりと発信力を高める方法はありますが、WeBookもその一つになれればと考えております。
また、職業柄、書くためのネタも仕事をしながら手に入ります。
「ネットで調べれば書いてあるじゃん」と思ったあなた、確かにネットを探せば手に入る知識が多いですが、1 つのサイトの情報は少ないため複数のサイトから必要な知識を得ていませんか?そのような情報をまとめて公開することでワンコイン以上の価値を読者に提供できると考えています。
WeBook でできること
WeBook は電子書籍の販売と購入ができます。
書籍販売は PDF 形式が基本ですが、書籍の保管資料として様々な形式を ZIP にまとめてアップすることもできます。
他にもこのような機能が。
・SNS 認証
・フォロー
・お気に入り(あとで買う)
・サービス内通知 と メール通知
こう見るとそれほど機能は多くはないなと思いますが、サービスを触ってもらるとなかなかページ & 機能数は多いです。特に販売関連が…履歴が…購入が…
今後
WeBookの今後についてですが、バージョンアップはこのように考えています。
まずは使ってみて、使われてみてですが、現段階の方針としてはこのような感じです。
ver2:書籍の検索機能
PDF 内の文章も検索できるようにしたいです。「ライブラリのあるオプションをもっと詳しく知りたい」などあるので、単語ベースで検索ができるようになればと。
検索対象に含めるのは PDF のみなので、検索させたくない人は ZIP で登録、などそれぞれのニーズに答えられるようにできればと。
ver3:サブスク機能
そうです、サブスク機能です。通常の販売では不要ですが「もう一歩」欲しい時にぜひ使いたい機能を考えています。
・個数限定割引販売
・期間限定割引販売
・シリアルコード
・商品ページに合言葉がないと閲覧できなくなる機能
ver4:ブラウザ上で書いた文章を投稿できる機能
note のような、ブラウザ上で記事を書いてそのまま公開できるようにしたいと考えています。
また、書いた記事を出力できればそのまま印刷もできるかなと…
最後に
サービス開発前〜開発中に考えたことなどはnoteに投稿しているので、もしよければどうぞ。
ありがとうございました:)
ツイッター
https://twitter.com/iminux
蛇足
「サービス提供者が集まる slack グループ」なるものに入り自己紹介したところ、「第三の技術書プラットフォーム ktkr」と言われました。世はまさに大技術書籍プラットフォーム時代。
2020/08/22追記
タイトルですが「公開」と「後悔」を掛けてまして、いやなぜ掛けたかと言われると、深夜に記事を書いたのでテンションが上がってとしか言えず…大変申し訳ない…変更せずそのままにしておきます。