いままで読んできた技術書の中で、良かったものを紹介します。
※紹介する本について、私が読んだ時より新しくなっている場合は新しい方を記載します。
※新たな本があれば更新する予定。
プログラム全般
リーダブルコード
プログラムを書く人であれば一度は読んでおいた方がいい本です。
言語関係なくいかに読みやすい、バグ発生を抑制させるコードの書き方について書かれています。
これを読んでおくとコードの可読性などが上がります。
Windows系
Windowsコマンドプロンプトポケットリファレンス
Windowsのコマンドプロンプトにて使用できるコマンドがほぼ網羅されています。
※発行時点ではWindows 10、Windows Server 2012までのコマンドしか記載がないため、
Windows 11やWindows Server 2016以降で追加されたコマンドは入っていません。
バッチとかで使用したいコマンドを調べるのに重宝します。
コマンドの実例も記載しているので、コマンドがどのような挙動をするかも確認できます。
追記
この本の新刊が出ました。
今度はコマンドが多いためか、上巻、下巻に分かれています。
Windows11にも対応しています。
上巻
下巻
Windows PowerShell ポケットリファレンス
上記コマンドプロンプトと同様で
PowerShellのコマンド(コマンドレット)が記載されています。
※こちらも発行時点では3.0までしか対応していないため、4.0以降で追加されたものについては記載はありません。
全てのコマンドレットが詳細に載っているかというとそういうわけではなく、
最後の方にモジュールという項目にて主要ではないコマンドレットと簡単な説明が一覧で記載されています。
詳細を知りたければGet-Helpコマンドとかで調べる必要はあります。
WSHクイックリファレンス 第2版
発行年が2006年と古いですが、
今でも十分通用する内容が記載されています。
WSHを使う人はリファレンス的な意味合いで持っておいた方がいい本です。
この処理をWSHで書くにはどうすればいいかとかの時にこの本を参照すると実例として載っていることがあるので重宝します。
C言語
やさしいC 第5版
初心者向けに大変わかりやすく書かれています。
本自体は分厚いですが、半分位は図表となっており、
文章としてはそこまで多くないです。
プログラム自体初めてでC言語をやりたいという人にはお勧めの本です。
プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠
C言語といえばこれといってもいいくらいの有名な本です。
著者の名前から通称K&Rとも呼ばれており、
C89、C90におけるバイブルでした。
※C95以降の新規格には対応していない
※著者の1人デニス・リッチーはC言語の開発者
開発者が書いてあるだけのことはあって、
リファレンス的な使い方としては申し分ないかと。
ただ、初心者にはわかりにくい記述とかも見受けられるので、
初心者がこの本をメインでC言語を勉強しようとかはおすすめしません。
プログラミング言語Cアンサー・ブック 第2版
上記K&Rの演習問題の解答・解説が載っている本です。
K&Rと一緒に持っておくといいかと思います。
新・明解C言語 入門編 第2版
C言語の入門書として、教育機関とかでも教科書として採用されているほどの本です。
個人的に著者の柴田望洋氏の本が好きというのもありますが、
わかりやすく解説されています。
ただ、「やさしいC」の方がよりわかりやすく書いてあるように思います。
ある程度独学で勉強ができる
という人にはお勧めです。
※この本に記載の演習問題の解答はわざと記載していません。
著者が巻末で述べていますが、
解答を見て理解した気分になっただけで実は理解できていなかった
というのを防ぐためだそうです。
新・解きながら学ぶC言語 第2版
上記「新・明解C言語 入門編 第2版」の演習問題の解説・解答が載っている本です。
「新・明解C言語 入門編 第2版」を読んでも理解できなかった人向けの本かと。
新・明解C言語 ポインタ完全攻略
C言語の難関とよく言われているポインタについて詳しく解説した本です。
この本を読めばポインタがよくわかるかと思います。
※ファイルポインターについては詳しく言及されていないので注意!!
新·明解C言語 中級編
昔は「たのしいC」という題名の本でした。
C言語で簡単なゲーム等の作成を通して学んでいくといった形式で、
入門編の次に読む本といった感じです。
新·明解C言語 実践編
より深くC言語を学びたいといった人のための本です。
中級編を読み終わったら読む本です。
新ANSI C言語辞典
C言語についてのあらゆる用語が辞典として記載されています。
各標準関数についても自作する場合のサンプルコードが記載されているので、
より深く理解ができます。
こちらはC95以降には対応していないので注意が必要です。
C言語を扱う人にとっては持っておいておいた方がいい本かと思います。
※古い本なので、新品での入手はまず無理かと。
C言語によるプログラミング―スーパーリファレンス編
かなり詳細にかかれたリファレンス的な本です。
JIS規格のX3010に準拠して書かれていて、
リファレンスとして読むのに最適です。
printfがどういう構造をしているかなど、
普通のC言語の本では触れられていない箇所も書かれています。
※C11には非対応
ExcelVBA
ExcelVBAを実務で使い倒す技術
VBAをやる人にはお勧めの本です。
一部リーダブルコードと被るところはありますが、
書きやすくするための設定方法なども書かれていて、
一度は呼んでおくといいです。
Excel
極める。Excel関数 データを自由自在に操る[最強]事典
この処理はどうすればできるのだろう
と思ったらこの本を見れば大体解決できるくらい
豊富に関数について書かれています。
関数の使い方は作業内容別に記載されています。
また、関数一覧や関数での索引もあり、
関数の仕様を調べるのにも役立ちます。