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休職の仕方 (生活編)

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前回の記事から間がずいぶん空いてしまいました。

休職中にやること

休息をする

休職中なので当然休息をする事がメインになります。ただ、人によっては何が休息になるのかが難しいでしょう。睡眠時間を増やすというのは手ですが、人間は無限に寝ていられるわけでもありません。メンタルを崩す人間は得てして睡眠が狂ってる場合が多いので、睡眠時間を増やす・睡眠のリズムを整えるのはもちろん重要なのですが。

では、寝る以外には何が休息にあたるのでしょうか。これは精神状態・エネルギーの枯渇度合い・本人の性質次第で全く変わるはずですが、僕の事例を書きますと、アニメを見る、漫画を読む、位までは休息になりました。特に日常系と呼ばれるようなタイプのアニメは視聴しやすいです。ポイントは考え事をしなくて済むという点です。

僕が休職し始めてから二ヶ月は考え事をしだすと、確実に悪い方向に行きました。これでは休息になりません。実はこの点でゲームは休息に向いていません。特にアクションゲームなどの場合流れ作業でプレイできたりすると、ゲームをしながら考え事ができてしまうのです。つまり、考え事をしてしまう余地がなく、かつエネルギーを消費しないものがよいのです。

ぼーっとしていると考え事が捗ってしまうので、強めの安定剤でむしろ頭が働かない位の方がちょうどよいかもしれません。

定期的にクリニックに通う

一週間に一度クリニックに通います。状態の確認、薬の調整などが行われます。脳内物質の状態を適切にモニタリングする手段はまだ発明されてないため患者の症状、外的な挙動などから推測して薬を調整します。鬱病を煩って休職するようなタイプの人は強めの薬(SSRIだのSNRIだの)を処方されていると思いますが、睡眠導入剤や安定剤のたぐいも重要になってきます。被害妄想、恐怖感、焦燥感などのたぐいはある程度は安定剤でコントロールができるようです。適切なコントロールの為にも医師に指定されたタイミングで通う必要があります。

ただ、一週間に一度クリニック通うと、それだけで交通費・診療費かかるんですよね。薬代は別に一ヶ月に一度通うのと総計では変わらないわけですが。

書類を提出する

休職は、医師の診断書に指定された期間の間行われます。この期間は割と短めに指定される、たとえば一ヶ月ないし二ヶ月だったりするので、頻繁に書類を会社に提出しにいく必要があります。

また、別の理由もあって一ヶ月単位での書類の提出が必要になります。これは健康保険から支払われる傷病休暇の給付金があります。給料の60%が出ますが、これ期間は実質、一ヶ月に一度提出することになります。実質というのは、それ以上の期間を指定してもいいんですが、一ヶ月に一度単位じゃないと色々と面倒です。

職場復帰の為に

僕はまだ到底、職場復帰のできる状況ではないですが、それでも職場復帰を考えないわけにはいきません。どうしても生活費の問題なんかが生じてしまうのです。回復状況次第ですが、ある程度は職場復帰に向けて動き出さなければいけません。

休職せざるを得なくなった要因を取り除くというのがおそらく必要になります。そうじゃないと、再度休職という事になりかねません。

僕の場合は主に、人間関係のトラブル、部署間の対立、ワークライフバランスの乱れ、効率の悪い長時間労働、チームの人との圧倒的な考え方の違い、そして何より自分のモチベーションが下がる案件を強要されることが原因でした。これらをどうにかできるのでしょうか。僕の長い冬休みの課題はあまりにも難しいものです。

こまったこと

休職をしていて困ったことが発生しています。

お金の問題

カードローン200万円の枠があるんですが、既に130万円強を借金しています。まだ一月・二月分などの給付金が入ってないので、給付金が入ればある程度は回復するんですが、それでもそれなりにピンチになってきています。年金暮らしの父を頼るのは、心労をかける、生活に負担をかけるなどの理由から中々そういう手段をとるわけにもいきません。

休息だけしてしまう

昨日から精神状態が悪化していたことと、睡眠状態がおかしくなって夢見が悪かったせいなのか、今日はやけに現実を直視してしまう日になっています。

ただ、気づいたのですが、焦燥感や不安感から現実に引き戻されるのは、現実をないがしろにしすぎているというシグナルなのかもしれません。焦燥感ドリブンで現実について考えるのはあまり健全ではありませんし、僕が休職に陥った遠因の一つでもあるので、ほどほどにしないといけないですが、それでも現実を取り戻せたのは、今回だけ見れば良かったのかもしれません。

職場復帰に向けてどういう風に課題を解決していくか、少しは方向性も見えていて、自分のやりたい案件、モチベーションの上がる案件に食らいつくための技術力を磨くというのは必要だなと考えています。

一番いいのは、何らかの手段で休息と現実と闘うバランスを取れるようになることです。なんとかしないといけません。

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