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homebrewからインストールできるemacsの違い


はじめに

いつもはCotEditorとかIDE使ってるんですが、ターミナル上で少しだけ編集する場合はemacsかvimがいい。

でも、MacOS付属のemacsのバージョンは22.1.1で古すぎる!

ということで、homebrewでemacsをインストールしようとしたのですが、インストールできるemacsがいくつかあり、調べてもあまり情報が得られなくて困りました。

そこで、それぞれインストールしてみてわかった違いを紹介。

(細かい違いは知りません。)

2019/01/03 TL;DRの追加とcaskに関する部分を修正


TL;DR

# インストール方法と違い

brew install emacs # ターミナルで使える普通のemacs
brew install emacs --with-cocoa # OSXウィンドウで開けるemacs
brew cask install emacs # OSXウィンドウで開けて、Launchpadにアイコンが追加される(/Applicationに追加されているので)


いろいろなemacs


普通のemacs

brew install emacs

でインストールする普通のemacs。

この記事の更新時点でのバージョンは26.1。

ターミナルからemacsと打てばおなじみのemacsが起動します。

ターミナルでしかemacsを使わない方は他のemacsは不要。


cocoa emacs

まずは、brew info emacsでemacsの情報を見ると、

--with-cocoa

Build a Cocoa version of emacs

というインストールオプションが表示されます。

このオプションを使って、

brew install emacs --with-cocoa

でインストールすると、cocoa版emacsがインストールされます。

ターミナルからemacsで起動させると、以下のように別ウィンドウでemacsが開きます。

スクリーンショット 2017-12-24 3.16.38.png

Cocoaとは、macOS用のアプリケーションを構築するためのフレームワークであり、それを使って作られているcocoa版emacsはのmacOSのウィンドウ環境でも動作します。

ターミナル上のemacsでは、マウスで入力カーソルを動かすことはできないけれど、これだと可能。

ウィンドウ上部のアイコンからファイルを開いたり、保存したりすることが可能。

このように別ウィンドウで起動できるのが強みですが、-nwオプションを使えば、普通のemacsと同じようにターミナル上で起動することもできます。


cask emacs

brew cask install emacs

でインストールできるcask1版emacs。

caskとは、Google ChromeやAtomなど、今までインストーラを公式ページからダウンロードしてきてインストールしていたようなアプリケーションを、ターミナル上からインストールできるようになる、homebrewの拡張です。

したがって、cask版emacsとは、インストーラを使ってインストールされるものと同一のものです。

このcask版emacsは、cocoa emacsと同様に、ターミナルでemacsと打ったときには別ウィンドウでemacsが開きます。

そして、cask版の大きな違いはLaunchpadの一覧にemacsのアイコンが追加されること。

ターミナルからでなくても実行できるので、emacsを普段使いのテキストエディタにしたい場合にはcaskからインストールしましょう。


おわりに

macでインストールできるemacsはいろいろあります。

それぞれの目的に合わせてインストールすればいいと思います。

ちなみに私はターミナルでしかemacsを使わないので、普通のemacsを使っています。





  1. 以前はcaskを使うときにbrew tap caskroom/caskでcaskをインストールする必要がありましたが、現在はcask自体がbrewに同梱されているので、特にtapする必要はありません。