Laravelのプロジェクトには2つの作り方がある
公式のInstallationページを見ると、
- Via Laravel Installer
- Via Composer Create-Project
の2つがある。(viaは「経由」って意味の英単語)
今回は1つ目のLaravelインストーラーを使っての導入方法について。
Laravelインストーラーの方が、Composerを使ってプロジェクトを作る方法よりも少しだけコマンドが楽に。
Laravel Installerをダウンロード
ターミナルを開いて
composer global require laravel/installer
をペースト。エンター。
で、ここで終われば話は早い!!
スッゲー簡単。
でも公式さんによると、どうやらまだ終わりじゃないみたい。
環境変数PATHを設定
環境変数PATHを設定?なんか怖い・・・。
しかし、まだ逃げるのは早い!
Make sure to place Composer's system-wide vendor bin directory in your $PATH so the laravel executable can be located by your system. This directory exists in different locations based on your operating system;
こいつは一体何を言っているのか?
ざっくり言うとこんな感じ。
- PCにインスールされている**「Composer」**というパッケージ管理システムには、binフォルダというものがある。
- このbinフォルダがLaravelのプロジェクト作成に必要。
- そのbinフォルダの場所を、PCにインストールされたLaravelインストーラーに知らせる必要がある。
- だから設定ファイル(.bash_profile)という、色々な「設定」が書かれてある「ファイル」に、**binファイルへのをPATH(行き方)**を書いてあげてねー
みたいな感じ。。。(間違ってたらすいません。あくまでイメージとして。。。)
コマンドで環境変数PATHを設定
ターミナルで以下のコマンドをコピペ。
$ echo 'export PATH="$HOME/.composer/vendor/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
このコマンドでは設定ファイルの.bash_profileに、binファイルへの行き方を書いた。
次に
$ source ~/.bash_profile
で追加した変更を反映させる。
これでターミナルを再起動すれば、Laravelコマンドが利用できるはず!
$ laravel new プロジェクト名
で、プロジェクトが作れたら
$ php artisan serve
の後に
Laravel development server started: <http://127.0.0.1:8000>
みたいに表示されたら、ブラウザでstarted以降のhttp://〜
にアクセスしてみましょう。

こうなってたら成功。
※Laravelインストーラーではバージョン指定できず、最新版でプロジェクトが作られます。バージョン指定してプロジェクトを作成したい場合は、composerで作りましょう!
composer create-project laravel/laravel=5.7 sample
こんな感じでね。
参考