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アメリカ生活を快適にするために!アメリカ単位翻訳

Last updated at Posted at 2020-11-06

目次

1.制作にあたって
2.課題から解決方法について
3.ターゲット
4.アプリ画面作成
5.感想・まとめ
6.その他

1.制作にあたって

グローバル化が進む現代。訪日、在日外国人が増加しています。さまざまな国籍の方がいろいろな場面で活躍していますよね。
その一方で外国に移住する日本人も増加しています。外務省による調査では2019年時点で海外在留の日本人は約139万人とされています。自国から海外へ行く人、海外に関わる人をサポートできるようなアプリを考えられたらいいなと思います。

2.課題から解決方法について

皆さんはアメリカで使われている長さや重さの単位をご存知でしょうか?
アメリカでは世界標準とは異なるポンドヤード法が使用されています。また、温度表示は華氏が使用されています。日本ではなじみのない表示ですよね。
まず、この単位の違いによって生まれる課題を大きく2つ紹介します。

①会話の中でイメージがつかみにくい

例えば、現地の方との会話の中で
「今日の気温は83℉ですよ。」
「1ガロンの牛乳を買ってきてください」

と言われてイメージができるでしょうか?(ちなみに83℉は約28.3℃、1ガロンは約3.78リットルです)一回一回調べていたら、会話がスムーズに続かなくなってしまいます。

②換算が難しい

ポンドヤード法の長さの単位インチは換算すると…
1インチ=2.54センチメートル
12インチ=1フィート=30.48センチメートル
3フィート=1ヤード=0.91メートル
1マイル=1.6キロメートル

他の単位も覚えにくいものが多いです。公式を覚えていたとしても会話や作業の流れを止めてしまいます。

解決方法

次に、この課題の解決する方法としてVoiceTraをもとにした単位換算翻訳アプリを考えました。
アプリ名は「WHAT UNIT?」です。直訳すると「どの単位?」という意味になります。
アプリの機能は主に3つあります。
・選択した言語と英語の間での翻訳ができる
・翻訳と同時に単位換算ができる
・アメリカ表示の服・靴・下着・計量カップのサイズを自国の表示と比較できる(比較表の表示)
※アメリカ表示との単位換算をメインの使用用途としているため翻訳相手の言語は英語に限定しています。

3.ターゲット

このアプリはアメリカに移住した人、移住を考えている人、アメリカに旅行に行く人向けに作成しています。このターゲットをもとに設定したペルソナがこちらです。
<アメリカに移住している人>
国籍 日本
理由 夫の海外赴任
期間 3年
性別 女性
年齢 40歳
職業 専業主婦
家族 夫、子供1人
趣味 料理
移動手段 車
よく使うデバイス スマートフォン
消費行動 スーパーマーケット、ネットショッピング

この女性の場合次の場面でアプリを使うことができます。
・服や靴のサイズ
・アメリカの車のメーター
・道路標識の表示
・英語の料理レシピ
・現地の人との会話
・天気予報
・体重計、体温の表示

また、この女性が行うアプリを探す⇒アプリを評価するという流れをカスタマージャーニーマップで作成しました。

4.アプリ画面作成

Prottというアプリを使いWHAT UNIT?のプロトタイプを作成しました。
Prottの最初の画面です。ここから画像を追加して作成していきます。

画像を追加しました。

追加した画像をもとに図形を組み合わせてフレームワークを作成します。


ほかの画面も作成しました。

マイクボタンを押したら次の画面に切り替わるように、ボタンと次の画面をリンクでつなげます。

画面の移り変わり方を選びます。

すべての画面をリンクでつなぎました。(途中でいくつか画面を追加しました)

プレビューモードで画面と動きを確認し、異常がなければ完成です。

QRコードを読み込むとアプリのプロトタイプ作品をご覧いただけます。
操作できる範囲は限られていますが使いやすいように用途を限りシンプルに作りました。ぜひご覧ください。

QRPrott.png
Prott での制作物はこちらをクリックでもご覧いただけます。

※作品をスマホでアクセスする際にはPrott viewerをインストールしてください

5.感想・まとめ

今回考えたアプリでアメリカ生活のちょっとしたストレスを軽減できるのではないかと思います。

今回のアプリ制作ではほかの人のプレゼンテーションを聞き、自分にはない考え方に触れ、参考にしながら取り組めたことがとてもよかったと思います。アプリは自分だけが使うものではないので自分の意見にとらわれすぎず、ほかの人の意見を取り入れることのできる柔軟な思考が大切であることがわかりました。

制作過程ではカスタマージャーニーマップを作成することでアプリをダウンロードしてもらうための公告方法やアプリ本体以外の設定の大切さを知りました。アプリをダウンロードしてもらわなければアプリ内容をどんなに良いものにしても意味がありません。

また、Prottを使いアプリ作成の前にプロトタイプを作ることでイメージが形となりより使いものに近づけることができました。

将来、仕事をするときに重要な役立つ考え方や便利なアプリ、ツールを学ぶことができました。これからの活動に役立てていきます。

6.その他

静岡県立島田商業高校 こちらをクリック

Prottサイト こちらをクリック

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