概要
FlutterでFirebaseのパッケージを導入するための最低限の手順です。
少し厄介なIOSでの実装について書いていきます。
1. pubspec.yamlにパッケージを入れる
使いたいパッケージをpubspec.yaml
に入れてPub get
を実行する。
2. CocoaPodsをインストールする
podのリポジトリを更新する前にios/Podfile
を開き、2行目にあるコードをコメントアウトから解除し、新しいバージョンに指定する。
また、RunnerターゲットのIOSバージョンもXcodeから変更する。
その後、以下のコマンドをターミナルで実行する。(数分かかる)
$ pod repo update
完了したらCocoaPodsをインストール。
sudo get install cocoapods
だけだと/usr/bin
配下に書き込み権限がないとのことでエラーになった。パスを指定することで権限のもとに実行できる。
$ sudo gem install -n /usr/local/bin cocoapods
3. 起動できるか確認
エミュレータをIOSのデバイスに指定してRun
を実行。
エラーが起きなければ完了。
(注意)
エミュのOSのバージョンを確認してください。2.で指定したバージョン以前のデバイスで起動するとアプリが開いた瞬間に強制終了します。しかもコンソールにエラー文など出力しないため、何が原因かわからずに2時間以上詰まっていたバカがいたそうです。
(おまけ)Androidの場合
Androidで起動する際は、android/app/build.gradle
のdefaultConfig内のminSdkVersionを23以上にすること(おそらく初期は16とかになってる)。