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【ふりかえり】AWSにおける監視の基本

Last updated at Posted at 2023-08-23

はじめに

CloudWatch Metrics

  • CloudWatchで発行されたメトリクスを収集+統計を取得

メトリクス監視で測定すべき項目

  • リソース監視(CPUやメモリの使用率)
  • アプリケーションの性能管理(アプリケーションの処理時間)

用語

  • メトリクス
  • 名前空間
  • ディメンション
    メトリクスを一意に識別する名前や値のペアのこと

メトリクスの種類

  • 標準メトリクス
  • カスタムメトリクス

画面例

CloudWatchより、メトリクス > すべてのメトリクスと選択する
cw_1.PNG

名前空間:EC2 > インスタンス別メトリクス と選択する
cw_2.PNG

  • 検索ボックスよりCPU Utilizationのメトリクスに絞る

  • 画面上部の時間軸から、グラフの幅を調整する

  • Customから、タイムゾーンの表示設定を変更できる
    cw_3.PNG

  • ALBのタイプ別、TG別メトリクスの表示例
    cw_4.PNG

  • RDSのメトリクス表示例

RDSはデフォルトで取得している値は1分間隔
必要に応じて、期間を変更することでグラフの表示間隔を更新する
細かい粒度で確認できる

cw_5.PNG

数値で表示した例
cw_6.PNG

  • CloudWatch Agentの表示例
    cw_7.PNG

WEBサーバ#1のメトリクスdisk_used_percentを確認したいときの例

CloudWatch Alarms

条件を指定することで、自動アクションを実行◎
アラートメールの通知など

状態は以下の3種類

  • OK
    正常値
  • ALARM
    異常値(しきい値を上回る)
  • INSUFFICIENT_DATA
    判定不能(データ不足)

CloudWatch Logs

AWSサービスや顧客システムのログを監視・保存・アクセスを提供する

  • ディレクトリ階層がある
    ロググループ・ログストリーム・ログイベント

ログを集約することで受けるメリット

  • サーバ数が増加した際に確認が大変
  • 障害・容量不足によるログイン×

cw_8.PNG
オンプレミス環境で行うようなログ検索も◎

CloudWatch Logs Insights

ログ分析することで受けるメリット

  • 集約データの中から必要となる情報を抽出し、改善へとつなげる

送信されるログ毎に3つのフィールド

フィールド  説明
@message 未解析のログイベント
@timestamp ログイベントが追加された時間
@logStream 追加先のログストリーム名

VPC、Route53、Lambdaは自動フィールド検出されるので簡易的に分析◎

クエリ構文

コマンド  説明
fields  指定フィールドをログイベントから抽出する
filter  クエリ結果を条件によってフィルタリング
stats  ログフィールド値により集約統計を計算する
sort  取得したログイベントをソートする
limit  クエリから帰ってくるログイベント数を制限する
parse  ログフィールドからデータ抽出+エフェメラルフィールドを作る

アクセスログの分析
cw_9.PNG

ログの中身
cw_10.PNG

クエリを編集してログ分析する
cw_12.PNG

クエリのヘルプから対象のクエリ構文を選択し、「適用」を選択することでクエリ構文に追加できる
cw_11.PNG

CloudWatch Dashboards

  • コンソール画面でカスタマイズできる
  • 異なるリージョンでも1つのダッシュボードに集約◎

Automatic Dashboard

  • 推奨するベストプラクティスに基づいたダッシュボード
  • 自動的に作成してくれる

CloudWatch Events

  • リソース変更のイベントに対するアクションを実行
  • EC2が【停止】→自動的に【イベント】を生成→【ルール】の条件に一致
    →【アクション】実行(SNS.Lambdaなど)

ユースケース

  • EC2のrunningイベントをトリガーにし、指定されたタグがない場合にterminate
  • スケジュール式をトリガーにした、EBSスナップショット取得

まとめ

  • 実際に手を動かすことで、資格勉強や知識だけではイメージしづらいCloudWatchの機能を理解することができた
  • 以前運用保守の部署で監視の業務に携わった経験があるので、当時を思い出しながらAWS環境における監視の業務をイメージすることができた
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