はじめに
この課題は全10問中3問目の課題です。
着任時に取り組むことができるExcel VBA初学者向けの課題を作成しました。
今回の課題では、シートの特定のセルに固定の値を入力するマクロを作成していただきます。VBAの基本的な操作を理解し、コード実行の流れを学んでいただければと思います。
目次
目的
VBAの基本的な操作とコード実行の流れを理解することを目的としています。この課題を通じて、Excelシートの特定のセルに固定の値を入力する方法を実践的に学びます。
前提
この記事の内容を理解するためには、以下の参考記事を先に読むことをおすすめします。
VBAの基礎を理解して課題に取り組んでください。
課題内容
シートのA1セルに「Hello, World!」という文字列を入力するマクロを作成してください。
実装手順
1. 標準モジュールを追加する
標準モジュールは、複数のシートやブック全体で使用できるマクロを格納するための場所です。VBAエディタで新しい標準モジュールを追加します。
2. マクロのコードを記述する
- ExcelのVBAエディタを開いてください (
Alt + F11) - 「挿入」→「標準モジュール」を選択し、以下のコードを入力します
※課題内容に取り組み、プログラムを開発した後に確認してください
Sub HelloWorld()
' A1セルに文字列を入力する
Range("A1").Value = "Hello, World!"
End Sub
このコードは、ExcelシートのA1セルに「Hello, World!」という文字列を入力するシンプルなマクロです。コードを入力した後、F5キーを押すか、VBAエディタの「実行」ボタンをクリックしてマクロを実行します。
まとめ
今回の課題では、Excelシートの特定のセルに固定の値を入力する基本的なマクロを実装しました。これにより、VBAの基本的な操作方法とコードの実行フローを理解することができます。今後の課題でもこの基本を活かして、さらに複雑な操作に取り組んでいきましょう。