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【課題】No.6 特定の条件に基づいてセルの色を変更するマクロの作成【Excel VBA】

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はじめに

この課題は全10問中6問目の課題です。
着任時に取り組むことができるExcel VBA初学者向けの課題を作成しました。
今回の課題では、If文とセルのフォーマット変更を組み合わせて、条件に応じた動的な処理を行うマクロを作成していただきます。条件に基づいてセルの背景色を変更することで、動的なデータ表示の基礎を学びます。

目次

目的

If文とセルのフォーマット変更を組み合わせて、条件に応じた動的な処理を行う方法を学ぶことを目的としています。この課題を通じて、条件に基づいてセルの背景色を動的に変更する方法を実践的に学びます。

前提

この記事の内容を理解するためには、以下の参考記事を先に読むことをおすすめします。
VBAの基礎を理解して課題に取り組んでください。

課題内容

シートのA1からA10までのセルをチェックし、各セルの値が5以上の場合は背景色を緑色に、5未満の場合は赤色に変更するマクロを作成してください。

実装手順

1. 標準モジュールを追加する

標準モジュールは、複数のシートやブック全体で使用できるマクロを格納するための場所です。VBAエディタで新しい標準モジュールを追加します。

2. マクロのコードを記述する

  1. ExcelのVBAエディタを開いてください (Alt + F11)
  2. 「挿入」→「標準モジュール」を選択し、以下のコードを入力します
    ※課題内容に取り組み、プログラムを開発した後に確認してください
Sub ChangeCellColor()

    Dim count As Long

    ' A1からA10までのセルをチェックし、条件に応じて背景色を変更する
    For count = 1 To 10
    
        If Range("A" & count).Value >= 5 Then
        
            Range("A" & count).Interior.Color = RGB(144, 238, 144) ' 緑色
            
        Else
        
            Range("A" & count).Interior.Color = RGB(255, 182, 193) ' 赤色
            
        End If
        
    Next count
    
End Sub

このコードは、シートのA1からA10までのセルをチェックし、各セルの値が5以上の場合は背景色を緑色に、5未満の場合は赤色に変更するマクロです。コードを入力した後、F5キーを押すか、VBAエディタの「実行」ボタンをクリックしてマクロを実行します。

まとめ

今回の課題では、If文とセルのフォーマット変更を組み合わせたマクロを実装しました。これにより、条件に応じてセルの背景色を動的に変更する方法を学ぶことができます。今後は、この基本を応用して、さらに複雑な条件付き書式設定に挑戦してみてください。

参考記事

  1. 【ExcelVBA入門】VBAで条件付き書式を追加する方法を徹底解説
  2. 条件付き書式(FormatCondition)
  3. VBA セルに条件付き書式を設定する
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