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【課題】No.1 起動時に自動実行されるマクロの作成【Excel VBA】

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はじめに

この課題は全10問中1問目の課題です。
着任時に取り組むことができるExcel VBA初学者向けの課題を作成しようと思い、この記事を作成しました。
今回の課題では、起動時に自動的に実行されるマクロを作成していただきます。Excelのカスタマイズを学ぶことで、業務効率化やUXの向上に役立てていただければと思います。

目次

目的

起動時に自動実行されるマクロの作成方法を学び、Excelのカスタマイズ性を理解することを目的とします。
このマクロを作成することで、Excelファイルを開くたびに特定のシートを表示し、ユーザーにウェルカムメッセージを提供する機能を実現します。

前提

この記事の内容を理解するためには、以下の参考記事を先に読むことをおすすめします。
VBAの基礎を理解して課題に取り組んでください。

課題内容

Excelファイルを開いた際に、自動的に特定のシートをアクティブにし、メッセージボックスで「Welcome!」というメッセージを表示するマクロを作成してください。

実装手順

1. Workbook_Open イベントを利用する

Excelブックが開かれたときに自動的に実行されるイベントです。このイベントにVBAコードを記述することで、ファイルを開いた瞬間に特定のアクションを実行することができます。たとえば、特定のシートをアクティブにしたり、メッセージを表示させたりすることが可能です。

2. マクロのコードを記述する

  1. ExcelのVBAエディタを開いてください (Alt + F11)
  2. 「ThisWorkbook」をダブルクリックし、以下のコードを入力します
    ※課題内容に取り組み、プログラムを開発した後に確認してください
Private Sub Workbook_Open()

    ' 特定のシートをアクティブにする
    Sheets("Sheet1").Activate
    
    ' メッセージボックスでメッセージを表示する
    MsgBox "Welcome!"
    
End Sub

このコードは、Excelファイルを開くと自動的にシート「Sheet1」をアクティブにし、メッセージボックスで「Welcome!」というメッセージを表示します。コードを入力した後、F5キーを押すか、VBAエディタの「実行」ボタンをクリックしてマクロを実行します。

まとめ

今回のマクロは、Excelファイルを開いた際に自動で実行される基本的な起動時処理を紹介しました。これにより、Excelをユーザーにとってさらに使いやすくカスタマイズできるようになります。実際の業務に応じて、表示メッセージやアクティブにするシートを変更することで、さらに便利に活用できます。

参考記事

  1. ブックを開いたときにマクロを自動的に実行する
  2. ブックが開いた時に自動実行(Workbook_OpenとAuto_Open)
  3. VBA MsgBox関数について ~関数の解説と使用例~
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