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【ネットワーク】有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の違い

Last updated at Posted at 2024-10-14

はじめに

この記事は、有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の違いについて、自分なりに調べて学習した結果をまとめたものです。
自身のアウトプットのためにまとめたものですが、記事内容に間違いなどがあればコメントいただけると幸いです。

ネットワークとは

二つのLANの話をする前に、まずはネットワークについてまとめます。
ネットワークとは、通信機器と通信機器を繋いだもので、同じネットワークで繋がれた機器同士でデータの送受信が可能です。
有線LANと無線LANとは、その名の通り、有線(ケーブル)で通信機器を繋ぐか、無線(電波)で通信機器を繋ぐかの接続方法のことです。

有線LANとは

有線LANとは、LANケーブルを用いて、物理的に通信機器同士を繋いで、ネットワークに接続する方法です。
オフィスの多くは有線LANを使用しており、サーバールームなどネットワークの大元となる場所から、各フロアや会議室に設置してあるWi-Fiルータやプリンター複合機に直接配線しているケースが多いです。
ルータに接続された後は、ルータが無線LANとして各フロア内や会議室内のネットワークを繋ぎます。
LANケーブルには直径5mm程度の「スタンダードタイプ」と、直径2mm程度の「極細タイプ」、平らな「フラットタイプ」の3種類があります。
スタンダードタイプは丈夫で、線が太いためノイズなどにも強いですが、取り回しが他2種類に比べて面倒です。
一方、極細タイプやフラットタイプは、線が細いため耐久性に難があり、取り扱いに注意が必要です。その代わり、取り回しがしやすく、デスクの周りや家具の裏に配線したり、PCに直接繋ぐ時などは便利です。

有線LANのメリット

・LANケーブルで直接繋ぐため、障害物や電波障害などの影響を受けにくい。
→壁や天井などの障害物、電子レンジなどの電波
・物理的な接続のため、電波を悪用される心配がなく、セキュリティ面で安心。
・ケーブルを機器に繋げば、ネットワークに繋がるため、無線LANよりも簡単にネットワークに接続できる。

有線LANのデメリット

・LANケーブルの劣化により、ネットワークの接続に影響が出る。
→折り曲げやケーブルを引っ張ったり、踏んだりすることで、ケーブルは痛んでいく。そもそも、耐用年数が約20年〜30年で自然劣化していく。
・物理的に繋ぐ必要があるため、配線に工夫が必要な場合がある。スマートフォンやタブレットには有線LANポートと呼ばれる接続口がないため、変換アダプタなどが必要になる。

無線LAN(Wi-Fi)とは

無線LAN(Wi-Fi)とは、電波を通信機器に送り、通信機器が電波を受信することにより、ネットワークに接続する方法。
無線Wi-Fi用のルータから、各通信機器に電波が送られます。各通信機器はその電波を受信して、ネットワークに接続します。

無線LANと Wi-Fiの違い

無線LANとWi-Fiは厳密には異なる意味を持ちますが、近年ではほぼ同一の意味で使われています。
無線LANとは、無線通信で構築されたネットワークそのものを指し、Wi-Fiは無線通信の中の一つの規格のことです。つまり、WiFiとは無線LANの国際標準規格となります。
無線LANの規格はIEEE802.11と呼ばれ、この規格に合格した製品が Wi-Fiとなります。無線LANの国際標準規格に合格した製品= Wi-Fiとなることから、無線LAN= Wi-Fiという認識が定着しました。
無線LANの通信規格にはWi-Fiの他に、BluetoothやNFC、WiMAXなどがあります。

無線LAN( Wi-Fi)のメリット

・物理的にケーブルを繋ぐ必要がないため、電波の届く範囲内ならどこでもネットワーク通信が可能。
・ケーブルを配線する手間やスペースが必要なく、配線のことを考える必要がありません。
・複数台の通信機器に繋ぐのも簡単です。

無線LAN( Wi-Fi)のデメリット

・天井や壁などの障害物により電波が届きにくくなってしまう。また電子レンジなどの家電製品が発する電波の影響でネットワークに繋がりにくくなってしまうことがあります。
・有線LANに比べて、電波であるため、電波を盗まれたり、悪用されるなどセキュリティ面での心配があります。

有線LANと無線LAN( Wi-Fi)の使い分け

大規模なデータを扱う場合や、オンライン会議などで使う場合など、通信品質を高めたい場合は有線LANを使用した方が良いと思います。
一方で、場所を気にせず通信したい場合や、大規模なデータを扱わない場合などの通信品質をそれほど考慮しなくても良い場合は無線LAN( Wi-Fi)を使用した方が良いと思います。
また、企業や学校のように、サーバールームなどのネットワーク基幹部分から各フロアへの接続は有線、各フロアのルータから各通信機器への接続は無線LAN( Wi-Fi)といった具合に、使い分けるのも良いと思います。

まとめ

今回は有線LANと無線LAN( Wi-Fi)について、まとめてみました。
会社の上司からは、実際に自宅の Wi-Fiルータやモデムの設定を触ってみると、よりネットワークの仕組みが理解できると教わりました。
自宅のWi-Fiは備え付けのものなので、設定を変更できるかは分かりませんが、実際にルータやモデムを触ってみての感想や気づきなども次回以降記事に出来たらと思っています。
最後に、記事を読んで間違いの指摘などがあればコメントで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。

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