TL;DR
ChatGPTにTODO拡張機能を作らせてみたら、一応できたけどあまり質は良くなかった。
経緯
学校のChromebookでタスク管理の拡張機能を使いたかったが、機能が少なかったり、ログインが必要だったり、重かったりして使いにくかったので、自分用の拡張機能を作ろうと思った。
だが、自分はあまりJavascriptがかけないので、テキストボックスに書き込んでボタン押したらローカルに保存するくらいしかかけないため、本末転倒である。なので、ChatGPTにコードを書かせてちょうどいいのを作ってみた。
環境
- Lenovo Chromebook 300e 2nd Gen(教育委員会によって管理)
- TextというChromeアプリ
- ChatGPT(無料版)
- Google Chrome 121
目標
- ポップアップで作成・管理
- 作成・編集・削除が可能
- chrome.storage.localに保存する
- タイトル・内容・期限・サブタスクが設定可能
- チェックボックスで進行度を管理
- 期限の日に通知
- 一覧ページをオプションページとして作成
では、実際にやってみる
ChatGPTに生成を頼んだところ構想が返ってきたので、それのコードを実際に生成してくださいとしたところ、しっかりと生成された。しかし、background.jsを定義せずにmanifest.jsonに指定するなどいくつかのミスがあった。
何回か訂正したところ、結果的には
- 通知は送信できない
- 進行度は生成されない
- サブタスクは作成できない
ものの、実際に利用できるようになった。
▲ポップアップ
▲オプションページ
やってみてわかったこと
- 自作のコードではないため、デバッグが面倒臭い
エラーが起きてもどこを直せばいいのか、なぜ起こっているのかがわかりにくいので、できないことや、エラーメッセージをChatGPTに送り、返ってきたもので試すしかなかった。 - 機能がいじりにくい
自作ではないので、どこなら変えても大丈夫かわからないため、カスタマイズがしにくかった。 - つけたいと思っていた機能が付かない
人間に依頼しているわけではないので、正確ではない
といういくつかの疑問点が見つかったので、AIに頼りつつも、結局は自分でかけるようになりたいと思った。
まとめ
ChatGPTは役に立つけど、完璧ではない。自分で覚えた方がいい。