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沖中塾(初心者向け記事)Advent Calendar 2022

Day 16

WebARで、小学生が作った架空の生物(とりさかなくん)を動かしてみた

Last updated at Posted at 2022-12-15

沖中塾(初心者向け記事) アドベントカレンダー 2022に参加中!16日目の記事です。

WebARっておもしろい!

先日、ある有名なレジャー施設で、WebARを使ったコンテンツを体験しました。小学生の子どもはもちろん、30代の大人も夢中にさせられるくらい楽しかったので、自分で作ってみよう!とチャレンジした話です。

今回作ったもの(とりさかなくん)

子どもが小学校から持ち帰ってきた作品架空の生物)を、とっても嬉しそうに見せてくれたことから着想を得たものです。

 息子:「ねー見てみて!今日、図工でこれ作った。この葉っぱがきれいだったから羽にしたんだ~」
 私:「えっと、これは葉っぱで作った鳥さんかな?」
 息子:「そう!名前は、とりさかなくんにした!!!」
 私:「へぇ~すごいね!羽があるからきっと空飛べるんだね~」

ARといえば拡張現実。
あたかも現実世界に存在するかのように見せてみたい!!!それが自分で作れたら楽しそう!と夢が広がります。
さっそく完成品は、こちら👇

作品名は、「とりさかなくん」。(小1息子より)

本記事では、冒頭のレジャー施設でも使われていた「PalanAR(パラナル)」を利用しました。
今回は初心者向けの記事ということで、以下アカウント作成~WebARの作成方法までを纏めていきます。

PalanAR(パラナル)とは

PalanAR(パラナル)
サイトのトップページにも書かれているとおり、「コードを書かずに、魅力的なWebARを作成」できるサービスです。

アカウント登録

無料で始めることができます。
image.png

新規登録

外部サービス(Google)またはメールアドレスで登録、のいずれか好きな方を選びます。
image.png

Googleで登録する場合は、アカウントを選択します。
image.png

AR新規作成

「AR新規作成」を押します。
なお、無料プランでは3つまでAR作成ができます。
image.png

ARの種類

「ARの種類」を選びます。(種類が豊富です!)
何を選んだらよいか、、と迷う場合は、まずは選択してみて、サンプルを確認してみることをおススメします!
image.png

画像認識

今回は、「画像認識」を選んでいきます。
この時点でサンプルが表示されるので、これを使うとどんなことができるのか?がイメージしやすいです。
今回はシンプルに、シングルマーカー(1つの画像のみ認識)で試していきます。
image.png

プロジェクト名/URL設定

プロジェクト名とページURLを設定します。
URLはランダム生成されていますが、自分で変更もできます。
image.png

画像マーカー設定

マーカーとなる画像をアップロードしていきます。
image.png

テンプレート選択

いくつか用意されていますが、自由に試したい場合は、「自由作成」を選択します。
image.png

使い方紹介

操作方法が、とても丁寧に載っています。初心者にも安心ですね!
image.png

AR設計画面

設計画面では、以下の操作を実施していきます。

  • ARで表示したいファイルをアップロード 
     ※ファイル形式は、jpgだけでなく、GIFやmp4などにも対応しています。(詳しくはPalanARのサイトをご覧ください)
     ※素材ライブラリも使用可
  • プロパティ(右エリア)で、位置やサイズ等を調整
  • プレビュー(中央エリア)で、視点を切り替えながら見え方を確認
  • できあがったら保存する
    image.png

位置調整には少々コツがいるので、初心者が一番躓きやすいところかな?と思います。(X・Y・Zの違いなど)
プレビューの矢印が色で対応しているので、この色を参考にすると視覚的にイメージしやすいです。

いざ体験ページへ!

ここまでできたら、「AR体験」ボタンより確認してみます。
スマホでQRコードを読み取っていきます。
image.png

完成!

そして出来上がったのが、冒頭でご紹介した作品です。

  • 「とりさかなくん」を画像認識すると、ARで浮かび上がるようにしました。
  • GIFファイルにして、あたかも動いている(羽ばたいている)ように見せているのがポイントです。
  • 作者(子ども)自身も、自分が作った作品が動いていることで、ますます愛着が湧いたようです!

最後に

PalanAR(パラナル)には、画像認識以外にもARの種類がたくさんあるため、他も試してみたいと思います!
余談ですが、記事の冒頭で語ったレジャー施設のWebARが気になった方は、こちらをご覧ください。
※ARコンテンツは、スマートフォンでしか体験できないようですので、ご注意ください。

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