tmux 2.7でエスケープシーケンスによるウィンドウ名の変更を有効にする

tmux 2.7ではallow-renameオプションがデフォルトでoffに変更になりました¹。
このオプションはエスケープシーケンスによるウィンドウ名の変更²を許可するものです。

oh-my-zshなどはprecmd_functionsやpreexec_functionsを利用して、自動的にウィンドウ名をカレントパスや実行プログラム名などに変更していて³、ウィンドウ名をステータスラインに表示させておくと非常に便利です。
tmux 2.7に更新したところ、ウインドウ名の変更がうまく動いていなかったのですが、allow-renameがデフォルトでoffになっていたのが原因でした。

設定ファイルでallow-renameをonにすることで解決しました。

tmux.conf

setw -g allow-rename on

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1. https://github.com/tmux/tmux/blob/0e1b339c1000eb8ca6d2bf7df5fb89fd95654e57/CHANGES#L61 ↩

2. $ printf '\ekWINDOW_NAME\e\\'と実行すると、ウィンドウ名がWINDOW_NAMEになるなど ↩

3. https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/blob/master/lib/termsupport.zsh ↩