4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

物理Macを購入せずにMacInCloudでmacOSを使いたい話

Last updated at Posted at 2021-03-07

 (はじめに断っておきます。MacInCloudを使いこなせているわけではないのであしからず)

 Mac高いですよね。動作確認などのためにMacを利用するだけで、1ヶ月に1回も起動しないよ、っていう場合には物理Macはなかなか所有したくならないと思います。(誤解を防ぐために言っておくと、私はMacユーザーであった時期もあり、決してMacは嫌いではありません。)

 そんな時に、クラウドでMacをレンタルできるサービス、MacInCloudがあります。
image.png

 このサービスは、 RDP 【Remote Desktop Protocol】 リモートデスクトッププロトコルを使って、リモートでMacを操作することができます。手元のスクリーンショットはこんな感じです。

image.png

プランは3種類あるのですが、個人的には一番左側のPay-As-You-Goがいいかなと思っています。1時間毎に1ドルという非常にわかりやすい料金設定でして、たとえば、1ヶ月に8時間Macを使うとしてだいたい1000円以内におさまります。

image.png

Homebrew

ところが、このプランではsudoが使えないという問題がありまして、homebrewなどのパッケージマネージャを気持ちよく利用することができません。
これについて、

https://superuser.com/questions/619498/can-i-install-homebrew-without-sudo-privileges
https://www.scivision.dev/macos-homebrew-non-sudo/

を見ると

mkdir homebrew && curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew

のコマンドで任意の場所にhomebrewをインストールできるようです。そして、bin/brew をパスに追加すれば良いようです。

export PATH=$HOME/homebrew/bin:$PATH

 しかし元々インストールされているhomebrewとバッティングしないか、どこかで動作がおかしくならないかというようなことは不安ですね。 この分野について知見が有る方はぜひコメント欄などで情報を教えてください。

その後特に問題なく使えていますのであんまり気にせず使っていけば大丈夫なようです。設定は .zshrc に書いておけば、ログイン時に自動に上書きされます。こんな感じで好きなツールを割と自由に入れていけることがわかりました。

この記事は以上です。

Pay-As-You-Go プランは60日間ログインしないと消える

Pay-As-You-Go プランは従量制だからといって、60日間ログインしないでいると、サブスクリプションの表示は残っていてもログインできなくなってしまうようです。その場合は既存のプランのサブスクリプションを解約して、あたらしくサブスクリプションを取り直す必要があるようです。

Macをリモートで使えるだけでも便利なサービスですが、実際に利用するのはなかなか面倒くさいですね。

4
3
4

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?