(はじめに断っておきます。MacInCloudを使いこなせているわけではないのであしからず)
Mac高いですよね。動作確認などのためにMacを利用するだけで、1ヶ月に1回も起動しないよ、っていう場合には物理Macはなかなか所有したくならないと思います。(誤解を防ぐために言っておくと、私はMacユーザーであった時期もあり、決してMacは嫌いではありません。)
そんな時に、クラウドでMacをレンタルできるサービス、MacInCloudがあります。
このサービスは、 RDP 【Remote Desktop Protocol】 リモートデスクトッププロトコルを使って、リモートでMacを操作することができます。手元のスクリーンショットはこんな感じです。
プランは3種類あるのですが、個人的には一番左側のPay-As-You-Goがいいかなと思っています。1時間毎に1ドルという非常にわかりやすい料金設定でして、たとえば、1ヶ月に8時間Macを使うとしてだいたい1000円以内におさまります。
Homebrew
ところが、このプランではsudo
が使えないという問題がありまして、homebrewなどのパッケージマネージャを気持ちよく利用することができません。
これについて、
https://superuser.com/questions/619498/can-i-install-homebrew-without-sudo-privileges
https://www.scivision.dev/macos-homebrew-non-sudo/
を見ると
mkdir homebrew && curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew
のコマンドで任意の場所にhomebrewをインストールできるようです。そして、bin/brew
をパスに追加すれば良いようです。
export PATH=$HOME/homebrew/bin:$PATH
しかし元々インストールされているhomebrewとバッティングしないか、どこかで動作がおかしくならないかというようなことは不安ですね。 この分野について知見が有る方はぜひコメント欄などで情報を教えてください。
その後特に問題なく使えていますのであんまり気にせず使っていけば大丈夫なようです。設定は .zshrc
に書いておけば、ログイン時に自動に上書きされます。こんな感じで好きなツールを割と自由に入れていけることがわかりました。
この記事は以上です。
Pay-As-You-Go プランは60日間ログインしないと消える
Pay-As-You-Go プランは従量制だからといって、60日間ログインしないでいると、サブスクリプションの表示は残っていてもログインできなくなってしまうようです。その場合は既存のプランのサブスクリプションを解約して、あたらしくサブスクリプションを取り直す必要があるようです。
Macをリモートで使えるだけでも便利なサービスですが、実際に利用するのはなかなか面倒くさいですね。