はじめに
本記事は、OpenFlowプロトコルのフレームワークの一つのRyuを動かしてみることを目的とした記事です。
第一回目の今回は、Ryuが提供しているVM イメージでVMを起動して、
仮想ネットワークエミュレーターminiteを起動するところまで解説します。
なお、OpenFlowってなんじゃ?やSDNなんじゃという解説は省きます。
気になる方は各々調べてください。
環境
Mac OSX 10.11.1
参考ページ
VMの設定
VirtualBoxのDownLoad & Install
VirturlBoxからMac用をDownLoadする。
dmgファイルを起動して、Installする。
イメージファイルをDownLoad
OpenFlow_Tutorial_Ryu3.6.ova
をDownLoadする。
VirturalBoxの起動&セットアップ
参考ページに写真による説明があるのでそちらを参照してください。
ここでは、文章で簡単に解説します。
- VirtualBox起動
- "ファイル -> インポート -> アプライアンスを開く"でDLしたイメージファイルを開く
- "左上のりんごのとなりのVirturalBox→環境設定→ネットワーク→ホストオンリーネットワーク"で右側のプラスマークを押す(おそらく参考ページの写真の順番が間違っている。次の写真)
- "作ったVMを選択→ネットワーク→アダプター2"でネットワークアダプタを有効化し割り当てで「ホストオンリーアダプター」を選択(おそらく参考ページの写真の順番が間違っている。前の写真)
- VMを起動し、user=ryu, password=ryuでログイン(参考と違うので注意)
-
$sudo dhclient eth1
でネットワークインターフェースを作成 -
$ifconfig eth1
で確認(19.168.56.101) - Macに戻り、ターミナルから`$ ssh -X ryu@192.168.56.101'でVMにsshで入る
- そのターミナルから`$sudo mn --topo single,3 --mac --switch ovsk --controller remote'でmininetを起動
これでVMを立ててmininet起動まで完了です。
起動した後のお遊びについては次回解説します。