はじめに
Unity Solution Conference 2015に参加した感想を書きます。
全体のまとめというより、一部心に響いたことなどに焦点あてます。
聞いた講演
1.基調講演:Unity最新情報と産業向け機能の紹介
2.基調講演:OculusによるVRの今とこれから
3.基調講演:ハコスコによるVRビジネスの可能性
4.アニメ・アイドル・Unity
5.宇宙・LED / 稲・プロジェクター
6.Unityで開発するIoT機器連携アプリ
7.人、医療、音楽。「感情に直撃する」プロダクトでほんの少し世界を動かす
8.研究分野におけるUnity活用~メディアアート作品「シェアログ」を例に~
Unity Graphicsの強化!
スクリ−ンスペース・レイトレース・リフレクション(SSRR)搭載したよって話(Unity 5.3にはないらしい)
超綺麗スゲ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!
デモ動画
Unityの産業進出
Unityってゲームエンジンですよね。だからゲーム機能中心に改善してきていますが、最近はちょっと違う分野もやってますというお話。
映画とか映像業界のハイエンドの人たちも利用してきているみたいで
fbxではなくてもっと大規模なフォーマットを使えるようにする必要が出てきたみたいです。
その結果、Alembic Importer作ったそうです。githubで公開されていて無料で利用できるそうです。
また、CAD Importerも作って、CADをIGES形式でエクスポートしてUnityにインポートするだけで良くなったそうです。今までは、fbxに変換とかしてたらしい。
Oculus社のRift
Oculus Riftってずっと聞いてたし言ってたけど、Oculus社のRiftという製品ですって言ってました。
来年の1~3月に製品版を出荷予定です。
Rift以外にもTouch(片手に一つずつ持って操作するコントローラー)を来年の中頃から夏に出す予定。
すべては快適な体験のために
Oculusでは、"すべては快適な体験のために"日夜頑張って開発してくださっているそうです。
映画館のような視聴型コンテンツOculus Videoや、3D空間内で直感的に作業できるmedium、バーチャル空間内でみんな一緒に遊べるToyBoxなど
とても魅力的なコンテンツを早く体験したいですね。
安価でみんなが楽しめるVR体験
数千万とかする軍事研究用でもなく、数万してしまう民生用でもないピラミッドの最下層をハコスコは狙う。
確かになぜだかかなりの人がスマートフォンを持っていますからね。ハコスコを数千円で手に入れば、簡単にVRが体験できるのは嬉しい。
コアなファンとアーティストをつなぎ高い価値を提供
タイトルの通り、アーティスト用のハコスコとアプリを提供したら反響良かったらしい。
絶対領域拡張計画
Unity関係ないですが、名前が良かったので。
光るスカート
DOMINATOR MAXI
アニメ「PSYCO-PASS サイコパス」に出てくるドミネーターを再現。
ドミネーター自身をアクセスポインタとして、提供するスマートフォンアプリからドミネーターにアクセス。
ドミネータの先にカメラが付いていて、その映像がスマートフォンに映し出され
人の顔の横に犯罪係数が表示されます。
アプリのUIをいわゆるスマホアプリっぽくしたくなくUnityにしたそうです。
2015年度中に発売予定らしいです。
http://dominator.cerevo.com/ja/
全体の感想
いわゆるUnityっぽい使い方をしないソリューソンの話で面白かったです。
カヤックやチームラボさん、その他の方々など、Unity単体ではなくその他の技術と組み合わせることで、多彩な表現を実現していました。
個人的には、まずはスマホやPCではなくチームラボさんのLEDのように、別のものにディスプレイするなどを遊んでみたいです。
"ハイエンドPCというのは切ない"