背景
写真をたくさん撮ります。
Macbook Airだと容量が少ないので、写真は外付けHDDに保存しています。
が、Macで写真を見ようとしたときに、いちいち外付けHDDを引っ張り出してきてつなぐ必要があり、だいぶめんどいので、Raspberry Piを使って Sambaサーバーを作ってみることにしました。
やったこと
RaspberryPi に外付けHDDをマウント
外付けHDDをUSBで接続して、デバイスファイル名を調べる
# fdisk -l
# 色々出てきたけど、端折る
/dev/sda2 409640 3906766983 3906357344 1.8T Apple HFS/HFS+
マウントする
# mkdir /mnt/hdd2
# mount /dev/sda2 /mnt/hdd2
# ls /mnt/hdd2
ファイル一覧がずらーっと
すごい。超簡単。
Sambaを準備する
Samba をインストールする
# apt-get install samba
なんかいろいろインストール的なやつが出る
Samba を設定する
- ゲストユーザーでもアクセスできるようにするような設定もあるけど、写真とかなのでユーザー認証が必要な設定にしておいた
- どうやら
[homes]
下に設定することで、ユーザー認証を行なった場合に利用できる部分について設定できるっぽい。
# emacs /etc/samba/smb.conf
# ↓こういう設定を追加
[homes]
path = /mnt/hdd2
Sambaでアクセスできるユーザーを追加
※ここで追加するユーザーはLinuxのシステム上にいるユーザー名である必要がある。適当なユーザー名で登録しようとするとエラーになるので注意。
# pdbedit -a user
new password: ****
retype new password: ****
Unix username: user
NT username:
Account Flags: [U ]
User SID: XXXXXXXX
......
Samba を再起動して設定再読み込み
# /etc/init.d/samba restart
[ ok ] Restarting nmbd (via systemctl): nmbd.service.
[ ok ] Restarting smbd (via systemctl): smbd.service.
[ ok ] Restarting samba-ad-dc (via systemctl): samba-ad-dc.service.
Macからアクセスしてみる。
この時点で、すでにMacのfinderの「ネットワーク」のとこに RaspberryPi がいる。それをクリックして、「別名で接続」を押下。
さっき上で登録したユーザーでログインする。
フォルダ一覧が見える。
すごい、超簡単。
おまけに
iPhoneでSambaに対応したアプリでアクセスしたら、ファイルサーバーとして利用できるようになった!
動画とか写真とか入れておくと、いつでも家の中からアクセスできるようになって、いいかんじ。
アプリによっては動画のストリーミングとかできない(一回iPhoneに落としてきてから開こうとする)ことがあるので注意したい。