先日、Braveridgeさんから、Linking対応のデバイスを頂きました。
執筆時点ではまだQiitaにはLinkingの記事が何もないようなので、まずはデモアプリを試してみました。
準備
前準備として、Google PlayからLinkingの親玉アプリを入れておく必要があるようなので、インストール。
Docomo製だけど、他のキャリアのSimが刺さっていてもインストールできた。
規約を読んでチェックボックスをタップして「同意する」を選んで次へ。
Beacon機能の利用に位置情報のパーミッションが必要な旨の注意画面。
PochiruとSizukuにだけ電池を入れていたので、2つだけ一覧に出てきた。
Pochiruの方をタップしてペアリング。
ほんとは1m離さないといけないらしいけど、面倒なので、そのまま「OK」
ちなみにPochiruはこんなデバイス。大きい方の丸をポチポチとクリックできる。
クリック感がなかなかよいので指痙攣連打したくなる。
押すと赤く光ります。
連携アプリが出てきた。iコンシェルとかドコモメールとかあるけど、キャリアが違うので入ってないのでトグルスイッチを押すと「インストールされていません」と怒られてしまう。
ドコモ端末なら多分ここから連携できるはず。
デモアプリを試す
デモアプリで連携できるはずなので、まずはDeveloper向けのページから、規約に同意して、アプリ開発者向けのSDK(LinkingSDK.zip)をダウンロード。
解凍した中身に「LinkingIFDemo.zip」があったので、さらに解凍してみると「LinkingIFDemo_v3」のプロジェクトが出てきたので、Android Studioで開いてビルドして実行。
デバイス情報を選ぶとPochiruの情報が出てきた。なんか文字化けてるとこもある。
機器能力「17」とかはデバイスの資料を読めばわかるんかな?
トップ画面に戻って、「ボタンID」を選んだところ。Pochiruのボタンを押すと通知が飛んできている。
一回押しで「2」、二回連続押しで「4」、長押ししてボタンを離すと「7」が飛んで来る模様。
いっぱい連打しても「4」しか飛んでこないようだ。
連打測定アプリでも作ろうと思ったけど仕様的に無理ぽい。
Linking親玉アプリのアプリ連携画面に戻ったら「LinkingIFDemo」のアプリが出てきていた。
まとめ
Pochiruのクリック感がなかなかよい(二度目)のでつい連打したくなる・・・というのは置いといて、下回りのコーディング一切なしでデバイスのボタンやセンサー情報が拾えるのはかなり楽。
ぱっと思いつきでデバイスと連動するアプリを開発するのによさそう。
どんな情報が飛んで来るとかの資料が乏しいので、そのへんの情報やチュートリアルなどが充実すると、開発時間の短いハッカソンとかで、かなり重宝しそうです。
自分で何か思いついたら試してみようと思います。