はじめに
本稿は、Visual Studio で NuGet.Server をクラウド上に配置して、自分で作った Nuget パッケージを公開する方法を紹介します。
Nuget というのは、Microsoft がサポートする .NET (.NET Core を含む) のコード共有メカニズムのことです。
Nuget.Serverの配置方法
NuGet.Server
というライブラリを利用してノンコーディングで作成できます。
詳しい手順は以下のページを参照ください。
上記手順の通りに実行すると、私の環境(Visual Studio 2022 Version 17.3)では、下図のようにWebconfigに <compilation debug="true" targetFramework="4.6"/>
という行が2つ作られて重複するエラーが発生するため、一方を削除します。
あとは、Visal Studioのプロジェクトを選択時のコンテキストメニューから[発行]を実行することで、Nuget.Serverを配置できます。
Azure に配置する例
Azure App Service の Free のエディションでホスティングできます。App Service の詳細は以下を参照ください。
パッケージの公開
nugetパッケージを公開する手順は以下の「パッケージを外部からフィードに追加する」の章を参照ください。
まとめ
この方法で、自分が.NETで作ったNugetパッケージを、クラウド上に配置して、それをユーザーにダウンロードしてもらう事ができます。
ちなみに私は、エンジニアリングマネージャーとして「ハピネスチームビルディング」と名付けたチームの皆で主体的に楽しく成長する活動を実施しています。
ITエンジニア向け情報誌「Software Design」で連載している内容を以下で公開していますので、よろしければ、そちらも参照ください。
Twitterでも開発に役立つ情報を発信しています → @kojimadev