はじめに
本稿は、Developers Summit 2021 Summer の以下のセッションで学んだことを書きます。
セッション名:95%の習慣化達成率を実現する方法~ハビットエンジニアリング~
講演者:片岡 俊行[ゆめみ]
セッション詳細:https://event.shoeisha.jp/devsumi/20210730/session/3225/
学んだこと
以下の7つの仕事術を行うことで、習慣化が達成できることを学びました。
1. 範囲目標
高すぎる目標だけあった状態では、習慣化は達成できない。
重要なポイントは「範囲目標」を定義して、ミニマムの最低の目標を立てること。
範囲目標とは、Max / Minを決めて、その範囲に収まってればOK!とする考え方。
ミニマムの最低の目標は、バカらしい目標でよい。
例えば、「毎日、書籍を開いて1文だけ読む」。
バカらしい目標でも、それを行うことで「脳が達成した」という快感を受けて、それが継続に繋がる。
2. コミュニティの力
継続する上で、コミュニティの力を活用するとよい。
身近な友達に、毎日その目標に対する結果を報告することがおすすめ。
やってもやらなくても報告する。
友達がいない場合は、「みんチャレ」というアプリがおすすめ。
3. 過半数の法則
習慣化するためには、過半数を行うことが重要。
1週間の7日間であれば、過半数の4日間ができるようになれば、それが習慣化に繋がる。
4. トリガー設計
何かをしたら、ついでに何かをやるという、トリガーを決めると、習慣化しやすい。
5. ネガティブ化
逆に、自分から遠ざけたいやめたい習慣をやめるためには、それに対してネガティブに想像する。
例えば、太るからコーラを飲みたくないけど飲んでしまう場合に、コーラにはドブネズミの汁が入っているという想像をして、それを飲もうとするイメージを2時間くらい行う。そうすれば、コーラに対してネガティブになり、遠ざけやすくなる。
6. 積読のススメ
積読はネガティブだけど、続けていい。
書籍をまず、少しだけ読んで味見をする。それでその書籍が自分にとって、どれだけの価値があるのかを測る。
これにより、10冊の積読があったとしても、その10冊の中から選りすぐりの価値の高い1冊を読むというマインドになれば、積読はネガティブにならない。
7. 月曜日が楽しくなる
土日がプライベート、月~金が仕事と分けて考えることで、落差があることで、月曜が辛く感じる。
その落差を減らすような思考をするとよい。
例えば、土日に書籍を読むことは、それも仕事と考えることで、土日も仕事をしていると考えて、落差を減らす。
また、金曜日の仕事の終わり方も大事。
金曜日の終わりに、ポジティブに意味付けを試みる。
そうすると、日曜の終わりに、ポジティブな仕事のイメージが湧くようになる。
まとめ
習慣化が達成できる仕事術を学びました。
片岡 俊行さんのトークが、以前よりも感情を全面に出して、お笑い芸人みたいに面白く話してくれたのが印象的でした。
ちなみに私は、普段はエンジニアリングマネージャーとして、チームの皆で楽しく開発する施策を色々実施しています。詳しくは以下を参照ください。
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Twitterでも開発に役立つ情報を発信しています → @kojimadev