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第31回 Tokyo Jazug Night (Online) で学んだこと

Last updated at Posted at 2021-02-25

はじめに

第31回 Tokyo Jazug Night(Japan Azure User Groupの勉強会)で学んだことを書きます。
https://jazug.connpass.com/event/202626/

Azure WAF を活用しよう 〜WAF の解説から他サービスとの連携まで〜

発表者:サイバーセキュリティクラウド WAF 自動運用サービス部部長 市川さん
発表資料はこちら

Azure WAF = Azure Web アプリケーション ファイアウォール。公式サイトは以下。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/web-application-firewall/

近年、サイバー攻撃は、年々増加している。

Azure WAFは、様々なインジェクションの攻撃を防ぐことができる。

リスト型攻撃や平文による通信で中間者攻撃をWAFで防ぐのは難しい。

セキュリティ対策しているというアピールをすることがWAFの重要な効果。
(攻撃者から狙われにくくなる)

WAF Policy に、WAFのルールや設定を入れる。
Application Gateway(App GW), Frontdoor用の2種類の WAF Policy がある。

App GW:かんたんに設定できる
Frontdoor:細かく設定できる

WAFログの保存は、3つの方法でできる

  • Strage Account:安い
  • Azure Monitor Log Analytics:時系列でログがたまる。コストバランス良い
  • Event Hubs:リアルタイム性が一番高い。必ずしも時系列順でない

Azure DDoS Protection
Azureのリソースは、特に設定しなくても、Azure DDoS Protectionで守られている。

How to Azure環境のセキュリティコンサルティング

発表者:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 サイバーセキュリティコンサルティング部 吉江 瞬さん
発表資料はこちら

Azureのセキュリティをどうやって対策するか?
ひと昔前は、Azure Security XXX で検索していた。

現在は「Azureのセキュリティ設計原則」というものが公開されている。
(ゼロトラストを前提とするなど)

Azure Security Center を利用することがおすすめ。
統合されたセキュリティ管理と高度な脅威保護を実現するサービス。
無償でできるセキュリティ対策もあるので、まず有効化した方がいい。

CIS Benchmark を用いてチェックすることがおすすめ。

初心者スクラムマスターがAzure DevOpsを使ってスクラムチームを立ち上げた話

発表者:PHC株式会社メディコム事業部 市川さん

Azure DevOpsを用いてスクラムチームを立ち上げた。

Azure Boardsの活用
タスクをAzure Boardsで作成してカンバンのように管理。
アイテムの管理はMSの方法に準拠。

Azure Reposの活用
Policiesで、mainブランチへのプッシュを禁止したりなど、ポリシーを設定。

Slackでプルリクエストの状況見える化(Azure Repos app for Slack)。

ダッシュボードで全体進捗見える化した(バーンダウン、ベロシティ、残りタスクなど表示)。

まとめ

Azure の知らない機能を色々学ぶことができました。

ちなみに私は、普段はエンジニアリングマネージャーとして、チームの皆で楽しく開発する施策を色々実施しています。詳しくは以下を参照ください。
1年以上かけて生産性倍増+成長し続けるチームになった施策を全部公開

Twitterでも開発に役立つ情報を発信しています → @kojimadev

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