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[デブサミ2022]「10年後もエンジニアが成長し続けるためにできることを、20年続く組織の中から考える」で学んだこと

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はじめに

以下のデブサミのセッションを視聴して学んだことを書きます。

セッション名:10年後もエンジニアが成長し続けるためにできることを、20年続く組織の中から考える
スピーカー:小田中 育生[ナビタイムジャパン]
概要ページ:https://event.shoeisha.jp/devsumi/20220217/session/3674/

セッション内容

エンジニアは、以下の状態だと、いきいきしていると言える
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「ビジョン」を実現するためには「プロダクト」が必要で、「プロダクト」を作るためには「技術」と「育つ環境」が必要。

職種別のアンケートでは、エンジニアは、働きがいが低い数値になっている。

エンジニアがいきいきするために必要な要素は、そろっているが、いきいきできないエンジニアも多い。
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20年前は、「ケータイでナビができる」こと自体が価値だった。
魅力品質は、時とともに、当たり前品質になっていく。

ではどうすればいいか?
フィードバックに基づき品質を高めていくための持続的イノベーションが必要。
そして、組織が成熟するためには、環境の変化に合わせた勝ちパターンのアンラーニングが必要。

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前提が変わるような変化に適応するには、アンラーニングが必要
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アンラーニングすることは、エンジニアがいきいきすることに繋がる

変化を受け入れる仕組みを作るためには、どうすればいいか?

現場からボトムアップで小さく少しずつ変えていく
良い取り組みをすると、それは他の組織に伝搬していく
ただし、ボトムアップは気付きベースなので、組織はまだらに変わっていく

組織をいっきに変えるためにはトップダウンが必要
しかし、現状維持バイアスがかかり、変化への理解・納得感なしにトップダウンで意思決定がなされると人は現状維持の重力に縛られる

変化への納得感をうけいれやすくするための強力な手段が「OKR」
会社の目標を、個人の目標に落とし込む
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OKRを使っても、対話が足りないと、うまくいかない
対話をする1つの手段として、インセプションデッキを作る
その時の対話のやり方は、「自分の考え方ではそうすべき」という話し方でなく「あなたにとってその方が良い」というアプローチの仕方をした方がいい

所感

「自分がいきいきするための活動を続ける」「相手にとってメリットのある言い方・アプローチをする」という考え方はとても共感しました。

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