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若手エンジニアとしての心がけ

Last updated at Posted at 2018-11-03

新卒としてweb企業に就職しそろそろ若手ではなくなってきたので、
自分への戒めも込めて書きたいと思います。
(エンジニアリングの話は、ほとんど出てこないです。)

信頼貯金を意識する

信頼が仕事をするうえで一番大事だと思います。
信頼がない状態で自分の意見を言っても聞いてもらえないですし、
信頼がない状態で仕事を任せてもらえるようにはならないと思います。
信頼はすぐに得られるものではなく、
日々の行いを通して少しずつ得られるものであり、
貯金のようなものだと思っています。
悲しいことに信頼は貯めるのは難しく時間がかかりますが、
無くなるときは、一瞬で無くなります。

自分の信頼貯金がいくらほどあるかをちゃんと把握して、
信頼貯金に応じた行動をすることが大切だと思います。

ただ信頼を得ることだけに意識を向けて人の顔を見て仕事をしてしまうと、
社内政治が始まるので、それは避けるべきだと思います。

オープンな存在になる

仕事は一人では行えないので他の人と関わりますが、
自分がどういう存在で何を考えているか・何に重きを置いているかなどを、
発信してオープンな存在にすることが大事だと思います。

オープンな存在の方が周りが自分を理解する部分が多くなるため、
自分のキャリアプランニングに沿った経験をさせてもらうこともできますし、
自分が働きやすい環境になると思います。

また教えてもらう立場の時には教える方も、
何がわからいのか・どこで詰まっているのかを知りたいので、
自分は何がわからないのか・何を教えてほしいかを明確に示すことも大事です。

あと、人は忙しいときやミスとしたときはクローズな状態になりがちですが、
そういった状態でもオープンな状態を維持して、
一人で抱え込まないことを意識すべきだと思います。

相手を尊敬、尊重する

エンジニアはプロダクトの開発に責任を負っているプロフェッショナルですが、
企画やデザイナーは同じプロダクトの別の部分の責任を負っているプロフェッショナルです。
一つのプロダクトにおいて別の責任を負った人がいるので、
必ず意見が食い違う時がありますが、否定的にとらえてはいけないと思います。

しっかりとなぜ相手はその意見になるか・相手は何を考えているかを考え、
相手の意見を尊重した上でシステムに落とし込むべきです。

またエンジニア同士でも、お互いの得意分野や設計に対する思想が違うので、
相手のコードや設計を否定せずに、どのアプローチがプロダクトに一番合っているかを考慮し、
コードレビューなどを行うべきだと思います。

自分の論を持つ

若手は教えてもらうことが多いのであまり意識しないかもですが、
何事にも自分の論を持つことが大事です。

自分の論がない状態で他の方に質問や意見を求めて回答が返ってきて、
それをそのまま取り入れても何も自分の成長には繋がらないと思います。
自分ではできない仕事でもいったん自分で出せる考えを出したうえで、
他の方に自分の意見をぶつけてみることが大事だと思います。
違っていたらそのズレから自分がどれだけ足りない部分があるかを、
知ることができるかと思います。

また自分の論を作るときにはしっかりと自信を持つことが大事です。
自信がない付け焼刃の論を持つぐらいなら、持たない方がましだと思います。

コストを意識する

コストといっているのは、時間的なコストの話です。
社会人は時間に対してお金をもらっているのでできるだけ無駄な時間を減らすことが
コスト面では大事だと思っています。

コミュニケーション部分でのコストは他人と自分の時間のコストがかかるので、
コーディングといった自分だけの時間のコストよりも意識する必要があると思います。
例えば他の人に質問をするときには事前に分からない内容をまとめておくことや、
会議に議題を持ち込むときには何を話すかを明確にしておく、などです。
仕事で話すときにちゃんと会話のゴールを決めて、
無駄な時間を使う手探りの会話を避けることが大事だと思います。

ただ仕事外の雑談は大いにすべきだと思います。

振り返りをちゃんとする

定期的に自分の振り返りを行うことが大事です。
普段の業務に対する振り返りもちろんですが、
自分のキャリアの棚押しも振り返りに含めて行うべきだと思います。

振り返りで意識すべきことは振り返りをしたうえで、
ちゃんと次の行動を明確にすることです。
振り返りをただ漠然として、
次に行う行動を決めないと意味がないので注意です。

またチーム内での振り返りもチーム力の強化になるのですべきだと思います。

チームを意識する

チームとして働くうえでは自分の仕事はもちろんですが、
チーム全体の問題点を自ら考え改善していく動きを自主的に行うことが、
チームにとっては大事だと思います。

チームに貢献しようとすると今までの自分視点ではなく、
チーム全体視点で物事を見る必要があるのですが、
これがすごく大事だと思います。

いかに自己組織化ができるようになるかが、チーム力につながるかと思います。

できるだけプロダクトの話をする

エンジニアは案件を遂行するのが仕事ですが、それだけがすべてではないと思います。
案件の裏にはKPIであったりサイトとしての目指している姿があるわけで、
それが単にシステムタスクとして落とし込まれたのが、案件です。

なので案件を行うときには最低でも一回は企画の方などと、
なぜ案件を行うのか・この案件終了後どうしていきたいのかといった、
プロダクト大枠にかかわる部分をちゃんと話すべきだと思います。
そうすることでシステムとしてのモチベーションも上がりますし、
何より話すことでより仕様書には書かれていないような企画の意図などを知ることができ、
より効率的なアプローチなどを考えることができるようになり、
案件をより良いものにすることができます。

若手のメリットを生かす

あまり意識していない人が多い気がしますが、
若手ってすごく貴重な時間だと思います。

メンターの方に質問をしたら親身になって教えてくれるし、
少しミスをしてもチームがカバーしてくれるし、
手を上げたら大体のことをやらせてもらえるし、
何よりミスをしたら、ちゃんと怒ってもらえることができます。

中途やベテランになるとそうはいかなくて一人の社会人になるので、
教えてもらう機会や注意される機会も少なくなって、
シビアに評価されてしまいます。

なので若手というメリットを最大限使って、
恐れずにできるだけ手を挙げていろいろ経験するのが本当に大事だと思います。

まとめ

エンジニアはエンジニアリングスキルも大事ですが、
エンジニアリングスキル以外にもいろいろ大事な部分があるかと思います。
(もちろん一定のスキルレベルはマストだと思いますが。)

コメントやツッコミいただけると嬉しいです。

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