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AWS Amplify Consoleがどれだけお手軽か試してみた所感

Last updated at Posted at 2018-11-26

AWS re:Invent 2018で「AWS Amplify Console」というAmplifyの更新がアナウンスされました。「お手軽」と謳われていて、実際どの程度お手軽なのか気になったので使ってみます。

AWS Amplify Consoleとは

公式ページに詳しく書いているので省略。

早速使ってみる

現状だと以下のリポジトリに対応しているようなので、GitHubにあげているコードを使ってみます。

  • GitHub
  • Bit Bucket
  • GitLab
  • CodeCommit

スクリーンショット 2018-11-27 2.32.07.png

リポジトリは、以前作った画面(AWS Amplify + Angular 6)がGitHubにちょうどあるので、それを利用します。

スクリーンショット 2018-11-27 2.32.47.png

このアプリはenvironment.tsファイルに以下のようなキーの設定が必要になります。

export const environment = {
  production: false,
  amplify: {
    Auth: {
      region: 'REGION',
      userPoolId: 'USER_POOL_ID',
      userPoolWebClientId: 'USER_POOL_WEB_CLIENT_ID',
      identityPoolId: 'IDENTITY_POOL_ID'
    }
  },

  apiBaseUrl: 'API_BASE_URL',

  localstorageBaseKey: 'LOCAL_STORAGE_BASE_KEY'
};

GitHubに上記を入力した状態でPUSHするわけにはいかないので、環境変数とビルドスクリプトを以下のように編集し、ビルド時に文字列を置き換えるようにします。ビルド設定は、CodeBuildの設定に似てますね。

スクリーンショット 2018-11-27 7.56.41.png

環境変数はそれぞれこんな感じ。ブランチごとに設定ができそうなのはありがたいです。

スクリーンショット 2018-11-27 7.56.45_deco.png

ビルドが開始されてしばらく待つと、ビルド成功のメッセージがみれます。(ビルドはどうやら「手動での実行」と「リポジトリへのコミットからフックしての起動」が自動で設定されているようです。

スクリーンショット 2018-11-27 7.56.33_deco.png

それぞれ何がビルドで行われたのかは、「ビルドアクティビティ」というところから確認ができます。(ビルド時のログが出力されます)ビルドエラーが発生するとここにエラー内容が記載されるので、デバッグもしやすかったです。

スクリーンショット 2018-11-27 7.59.06_deco.png

実際にビルドされた画面にアクセスすると、無事公開されたページにアクセスすることができました。(CognitoやAPI Gatewayとの連携もきちんとされていて、ログイン後の操作もできました)

スクリーンショット 2018-11-27 8.11.31.png

ビルドエラーの対応には少し悩みましたが、それでも1時間そこそこでここまでできてしまいました。

その他機能

今回使わなかった機能がいくつかあります(メニューから選択できます)。

  1. カスタムドメインとの連携
  2. ビルド結果のメール通知
  3. アクセスコントロール
  4. リダイレクト設定

CIっぽさはまだない感じです。これからアップデートされるのでしょうか。

まとめ

今の所は「CDに特化した簡単サービス」という感覚を受けました。実際にはCIを実施してその品質レポートなどをCircle CIやJenkinsなどのように見れるといいかな、とは思いますが、「お手軽簡単CDサービス」としてはかなり魅力的です。今後のアップデートにも注目したいですね。

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