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AWS Greengrassを使おうとした(まだ使えなかった)

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AWS re:Invent 2016のキーノートにて新たなサービスとしてAWS Greengrassが発表されました。

AWS Greengrass

発表と同時にAWS Greengrassのセッションも追加されたのですが、自分は日時を勘違いして参加できず。。。腹いせに自分で使ってみます

AWS Greengrassとは

AWS Lambdaに対応した、IoTデバイスに組み込み可能なソフトウェアです。デバイスにLambdaを組み込めるので、リアルタイムに何か処理をさせたい時なんかに非常に便利。

スクリーンショット 2016-11-30 12.53.02.png

エッジ側で一時処理ができないか、という話をよくIoT関連の仕事の中でしたりしますが、Greengrassを使えエッジ側の一時処理が楽になりますね。センシングして一時的にデータをフィルタリングしてからデータを送る、という効率的なクラウドへのデータ送付ができそうです。

ちなみに料金表はこちら。どこかできちんと計算したいと思います。(きっとAWS IoTの時のように何か気をつけるべき点があるはず、と思ってます)

料金表

早速使ってみる

と思いましたが、Limited Previewのため、すぐに使えるわけではなさそうですね。申し込んでみましたが、返事が来るまでしばらく待つ必要がありそうです。

というわけで他の説明

「Benefits」に書かれていることになりますが、要約するとこんなところでしょうか。

  1. ローカルでの処理をほぼリアルタイムに実施できる
  2. オフライン(クラウドとの接続が途切れ途切れな環境)でも動作し、再接続時にすぐ同期してくれる
  3. AWS Lambdaでプログラムできるので、デバイスプログラミングがシンプルになる
  4. デバイス側の一時処理でデータのフィルタリングが可能になるので、クラウドの利用料を削減できる

仕組み

公式ページにとてもわかりやすい仕組みの図が載っていました。ARM または x86 architecturesをサポートする、Linuxが動作可能なデバイスが「Greengrass Core」と呼ばれる、各デバイス(AWS IoT SDKインストール済)同士を接続するHUBの役割を担うようです。もしGreengrass Coreのクラウドとの接続が切断されても、各ローカルデバイス同士は接続を保つことができるようです。

スクリーンショット 2016-11-30 13.20.48.png
出典:https://aws.amazon.com/jp/greengrass/

AWS IoT Device Shadowsにも対応しているようです。

所感

ぱっと公式ページを見て見ただけですが、かなりデバイス側の処理がやりやすくなりそうな気がしています。IoT分野の開発がますますスピーディにできそうです。

あとは実際に手を動かせる日が来るまで楽しみにしています。

スクリーンショット 2016-11-30 13.02.03.png

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