Windows 10X のエミュレーターが出たので起動してみました。
- 2020年冬発売
- 2画面のOS
- Arm64である
- Win32アプリはエミュレートしながら動く(←執念を感じる)
(1) Windows Insider Program に登録
通常のWindowsアップデートでは使えません。[スタート]-[設定]-[更新とセキュリティ] から行います。Insider Program に登録すると、一般公開されていない最新のOSにバージョンアップすることができます。
注!念のため開発用途のPCで試してください。
(2) ストアからインストール
ストアから「Microsoft Emulator」と「Windows 10X Emulator Image」の2つをインストールします。
(3) Hyper-V を有効にして再起動
Hyper-Vとは、簡単に言うとMicrosoft製のVirtualBoxです。Windows Pro以上で、[Windowsの機能の有効化] から追加できます。VirtualBoxよりも速いです。
注!Hyper-Vを有効にするとVirtualBoxやAndroidシミュレーターが使えなくなります。そのときは有効無効を切り替えてください。管理者コマンドで以下を実行してOSを再起動します。
bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto ←Hyper-V 有効
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off ←Hyper-V 無効
起動してみた
発表をみて2画面に興味がありました。ワードやエクセルも結局はコピペ等で2画面で使いますよね。
しっかしなんで 10X という紛らわしい名前にするのか、Arm64は互換性がないとハッキリ言わないのか。MACとiPadのように割り切れないのかな。
まとめ
Windows10Xを動かしてみました。10年続いている自社ソフトを動かそうとしたのですが、断念しました。期待は薄いです。この先Windowsアプリを配布するビジネスが厳しくなってきました。AWS WorkSpace とか使った方がよさそうかな。