普段 VSCode で Markdown を書いている人におすすめです。VSCode の拡張機能で Marp というものがあります。Markdown を書くと16:9のスライドPDFに変換してくれます。
ポイント
- Markdownとスライド資料が1つで済む
- 良くも悪くも1ページ10行程度にまとめる
- 使い捨ての資料には向くが、本気のプレゼンには向かない
Markdown
---
marp: true
paginate: true
theme: default
backgroundColor: whitesmoke
headingDivider: 1
---
<style>
h1 { font-size: 42pt; color: royalblue; }
li,p,table { font-size: 32pt; color: black; }
</style>
# Marp のメリット
- メリット
- 改ページが自動になる。
- 文字位置を考えなくてよい。
- デメリット
- 長い説明には向かない。
- 画像が扱いにくい。
# 表
|名前|vCPU|メモリ|月額|
|-|-:|-:|-:|
|t3.micro |2| 1 GiB| 1700円|
|t3.small |2| 2 GiB| 3400円|
|t3.medium |2| 4 GiB| 5500円|
|t3.large |2| 8 GiB|10300円|
# ページごと
<!-- _class: lead -->
_class でこのページだけ中央寄せ(gaiaのとき)
# 画像(右)
- 背景画像を使います。
![bg right:35% 90%](1.png)
# 画像(挿入)
![h:200](1.png)
画像を挿入できます。
Markdown プレビュー
theme=default | theme=gaia |
---|---|
解説
値 | 説明 |
---|---|
marp | Marpを有効 |
paginate | ページ番号を表示 |
theme | default と gaia、あとテーマなしの uncover があります |
backgroundColor | 背景色 |
headingDivider | 見出し1で改ページが可能 |
画像
できる
![bg right:40% 90%](1.png)
![bg left:40% 90%](1.png)
![w:200](1.png)
![h:200](1.png)
できない
![bg bottom:40% 90%](1.png)
![x:200](1.png)
<img src='1.png'>
補足
style を駆使すればもっといろんなことができるのですが、やりすぎるとMarpの意味がなくなってしまいます。デザインに凝るならパワポ使った方がいいです。
感想
1ページに収まるように説明文を10行以内にまとめなければいけません。逆に1ページにまとめることがいいと思いました。ITのドキュメントって長いわりに意味不明なものが多いです。スライドだけじゃなく普段のMarkdownもコンパクトにまとめようと思いました。