Grove とはなにか?
Grove System は、特定のコネクタをもった電子部品をケーブルでつなぐことにより、簡単に電子工作ができるようにしたものです。はんだづけやブレッドボードでの配線が必要ないので、簡単に電子工作が楽しめます。いわゆる学研電子ブロックのようなものです。(ケーブルでつなぐとこは違いますが。。。)
単にコネクタの形状とピンの配置(4ピン)を規定しているだけなので、Arduinoをはじめ、いろいろなマイコンにシールドを介して繋ぐことができます。
現在、センサーモジュール、通信モジュール、ユーザーインタフェースモジュールなどの様々なモジュールが入手できます。
http://www.seeedstudio.com/wiki/index.php?title=GROVE_System
Grove + Kinoma Create
前におもしろいなと思って、GROVE - スターターキットV3を入手したのですが、Groveで簡単になったとはいえ、試すのが結構大変なんですよ。Arduinoシールドが梱包されていて、サンプルプログラムもダウンロードできるのだけど、動作確認は結構大変です。
一方、Kinoma Create に付属のサンプルプログラムのなかにある analog-graphをつかえば、大抵のアナログセンサーは動作確認できます。Arduinoでも同様なことは、少しプログラムすればできるとは思うけど。。。すぐに使えるってすごく重要だと思う。
というわけで、Groveモジュールと Kinoma Create を繋ぐ方法ですが、
GROVE - 4ピン-ジャンパメスケーブルがあるといいのだがないので、GROVE - スターターキットV3についてきたGrove - ベースシールドを使う。大きいけどね。
メリットは、電源が来てるとちゃんとLEDが光るところです。
ベースシールドの裏面の配置に従い、3.3V電源を赤い線、GNDを黒い線、Analog 0 を黄色い線で繋ぎます。
ボタンスイッチ
光センサー
サンプルプログラムと同じことができます。光を手で遮って暗くすると暗いほど1に近づきます。これも普通逆だよな。
サウンドセンサー
回転角度センサー
タッチセンサー
LEDはいつも光っています。指でタッチすると、0になります。これも逆じゃないかな?
PIRモーションセンサー
これは、スターターキットについてきたわけでなく、別途入手したものです。120度の範囲で、人が動くと、1になるそうですが、逆だな。。。動くと0になるからなぁ。
このアプリはアナログの値を逆に表示してるのかなぁ。
http://www.seeedstudio.com/wiki/Grove_-_PIR_Motion_Sensor
Measuring Range: 3m by default (support 0.1 - 6m)
Holding Time: 1 - 25s
Working Wave Length: 7 - 14um
Detecting Angle: 120 degree
おわりに
アナログ出力のGroveセンサーを Kinoma Create につなげてみました。
すごく簡単に動作確認できました。センサーごとにプログラムを用意しなくてもチェックできるのはいいですねぇ。
Grove のように簡単に電子工作ができるようなキットは、以下のようなものがあります。ケーブルが必要ないので、Groveよりも簡単かもしれないです。できたら試してみたいです。