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育児や家庭と仕事の両立

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家庭と仕事の両立は大変です。
特に小さな子どもをもつご家庭の場合は異論ないでしょう。

私は二児の父で、夫婦共働きですが、決してうまくやれたという実感はありません。

近年は下の娘が文字通り、 “自分でケツを拭ける” ようになり、大変さのピークだった頃よりは心身ともに負担が減りました。

上手くいかないなりにも、工夫して毎日を送る必要がありましたので、ここではどのように考え、行動したかの紹介をしたいと思います。

リソース効率を考える

プログラムを組む際に、計算量、人的作業負荷、思考の負荷、改修コストを考えると思います。

家事育児と仕事の両立も限られたリソースをシビアに捉え、効率を考えて分配する必要があります。

いくつか諦める

仕事においてもそうですが、一定以上に負荷が増えた場合、やらないことを決めるのが効果的です。
私の場合は、洗濯後の服を畳んで整理ことをやらないと決めました。

このようなランドリーバスケットをいくつも購入し、自分のカゴ、妻のカゴ、息子のカゴ、娘のカゴとわけて、洗濯後はそこに放り込む、必要になったときはそこから出すような運用にしています。
(来客時や時間のあるときにはまとめて整理します。)

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早朝の時間を活用する

早朝の時間を活用するのはとても合理的なことが多いです。
電車が混まない(=通勤に消費するエネルギーが少ない)のと、夜に比べて会社に人が少ないため集中して作業ができます。
特に割り込みや雑用が多かった若手の頃は早朝出社して、溜まった仕事を消化していました。

育児においても、早朝はゴールデンタイムです。
夜に子供を寝かしつけてから、いざ仕事をはじめようとすると子供が察知して起きてしまう。また、寝かしつけをするという悪循環に陥りやすいのが、早朝の場合は子供が目覚める頻度は少なかったです。
子供と一緒に夜は早く寝て、早朝に起きてから活動するのが効果的でした。

情報の取得

目の前のことに追われる毎日を過ごすと、意識しなければ世間の情報を知る機会がなくなります。
Adoの歌詞でもあるように最新の流行や経済の動向は最低限知っておいたほうが良いでしょう。歳をとると「うっせいわ」とも言ってられません。

我が家では地上波TV放送をまったく見ることがないのですが、テレ東BIZは契約してタブレット端末で閲覧しています。
高性能なテレビでも代替可能かもしれませんが、下記のメリットがあります。

  • 録画予約の管理などを意識する必要がない
  • どこでも、どの端末でも見られる
  • 倍速再生が充実(1.25倍、1.5倍など)

情報が1日遅れにはなってしまいますが、夕食を食べながら前日のワールドビジネスサテライトを見るのが日課です。

その他、動画サービスの利用

スマホ育児や子供に動画をみせることにネガティブな記事が目立ちますが、実際問題リモートワークしながら自宅に子供がいる状態ではなかなか思うように業務が回りません。
どうしても手が離せない時間などはAmazonプライムビデオやYouTubeには大変助けられました。

我が家ではpopIn Aladdinを導入しており、これはプロジェクターとして投影されるので、タブレットを渡したときに広告をタップしてしまう、誤操作で動画が止まって泣き出すなどの問題も回避できます。視聴時間の上限設定も可能です。

自動化

なるべく機械に任せられることは任せる方針としています。

掃除洗濯の自動化

ルンバ

少し古い機種ですが、部品を交換しながらもルンバ980がまだ我が家で現役です。
本当に買って良かったという買い物です。
どこかのタイミングで拭き掃除もできるモデルに買い替えたいと考えています。

ドラム式洗濯機

乾燥機能付きドラム式洗濯機も子供が生まれる前に購入しましたが、これも本当に買って良かったです。
もし、毎回手作業で洗濯物を干す作業が必要だったらと思うとゾッとしてしまいます。

ヘルシオ ホットクック

妻に任せっきりですが、ホットクックも出来上がりの時間コントロールと、コンロの火を見ておかないといけないというタスクから開放されて良いようです。

在庫補充の自動化

家族で生活していると、日々の生活用品の購入だけでかなりの量になります。
Amazon定期便は、定期的に必要になるものが自動的に届くというメリットと、割引になるというメリットがあります。
定期便のリストは在庫管理リストの役割にもなるので、定期便登録商品の家での在庫状況を確認しながら配送間隔を調整しています。

他社のほうが安いかなと考えて、定期的に比較していますが送料込みで考えると割安であることが多いです。

金銭管理の自動化

我が家の家計はMoneyForwardで管理しており、すべて見える化をしています。
また、手作業での入力を回避するため、家計での金銭管理は原則クレジットカードなどのキャッシュレスとしています。

個人口座から毎月の家計用口座への振込も手動ではなく、住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを用いています。

NISA口座もインデックスファンドを中心に定額を積立設定し、管理や思考の負担を減らした運用としています。

自分には合わなかったこと

ベビーシッターサービス

余裕がない状態で利用したい反面、いざ利用するとなったときには事前準備やベビーシッターさんの選定、日程調整など考えることがいくつも出てきます。
また、金銭的な負担も大きいため、何度か利用したものの、生活を楽にするための解決策としてまでは活用できませんでした。

結果的に

育児についていうと、世間でもよく言われることですが子供によっての差がとてもあります。

我が家の場合、長男は体が弱く、月のうち半分くらいの頻度で保育園に預けられない状態が頻発していました。嘔吐しやすく、辛いことや、楽しいことでさえ、感情が上下に振れると嘔吐する癖があります。(今でも!)

娘の場合は長男のときと比べ、体調を崩しにくく夜もよく寝てくれて負担が少なかったです。

ちょうど、コロナ禍で社会がリモートワークに寛容となった社会での育児だったので、仕事と両立しやすい環境になったのだと思います。

しかし、病気など突発的なことで仕事に影響を与えることは沢山あり、その負担の多くを妻に負ってもらいました。

  • もし、月の半分くらい子供を保育園に預けることができなくなった場合はその都度仕事を休むことができるのか
  • 子供が泣いているなかで、リモートワークとして仕事に集中できるのか
  • 自分自身が体調を崩してしまった場合にはどうなるのか

改めて考えても、良い対策は思いつきません。
出来ることと言えば、前述したとおり自動化などで、削減できる労力は削減すること。

あとは、自分に課す育児の期待値を上げすぎない事かと思います。

インターネットの世界には、「育児はこうあるべき」だったり、「こんなことはかわいそう」みたいな言葉に溢れています。
それぞれの家庭の事情や、現実的に可能な範囲は異なるため、あまり世間の言葉に振り回されず、持続可能な状態を維持することが大切と考えています。

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