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#概要
同期・非同期とかメインスレッド・サブスレッドとかを使い分けないと、
もさっとした動作になったり、表示したいものが意図したタイミングで表示されなかったり、
そもそも表示されないとかとか色々問題が起こりますよね。
でもって、Swift3ではどうやるんだ?というので、自分はつまずいたので、
こんな使い方をしているよっていうのを、まとめてみました。
※だいたい合ってると思いますが、100%正しいかは・・・

  1. DispatchQueueの使い方
  2. DispatchSemaphoreの使い方
  3. よくありそうな使い方サンプル
    1. 非同期でAPIリクエスト
    2. 同期でAPIリクエスト

#DispatchQueueの使い方

  • 種類について(一部)
    • 直列、メインスレッド
      let queue = DispatchQueue.main
    • 直列、サブスレッド
      let queue = DispatchQueue(label: "jp.sample.queue")
    • 並列、サブスレッド
      let queue = DispatchQueue.global(qos: .default)
      let queue = DispatchQueue(label: "jp.sample.queue", attributes: .concurrent)

例えば、「並列、サブスレッド」で、こんな処理を実行すると、
スクリーンショット 2016-12-01 19.50.20.png

こんな感じで、ループ内の1処理が終わるのを待たずに、次の処理が開始されます。
また、メインスレッドではないので、全ての処理が終わらずともアラートが表示されます。

6
Start: 3
Start: 5
Start: 4
Start: 9
Start: 1
Start: 8
Start: 2
Start: 7
Start: 0
End: 5
End: 4
End: 6
End: 3
End: 9
End: 1
End: 2
End: 8
End: 7
End: 0

逆に「直列、メインスレッド」の場合だと、
スクリーンショット 2016-12-01 19.58.02.png

こんな感じで、順番通りに処理が進んでいき、ループを抜けるまでアラートも表示されません。

Start: 0
End: 0
Start: 1
End: 1
Start: 2
End: 2
Start: 3
End: 3
Start: 4
End: 4
Start: 5
End: 5
Start: 6
End: 6
Start: 7
End: 7
Start: 8
End: 8
Start: 9
End: 9

よく使うパターンとしては、こんな感じでしょうか。
APIにリクエストして、データを取得する(通信している間も操作はできる状態)
⇒取得次第データを表示する
スクリーンショット 2016-12-01 20.04.09.png

#DispatchSemaphoreの使い方
続きはこちらに書きました。
http://qiita.com/koji-nishida/items/305808ff04d3ff818564

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