Flutterでモバイルアプリを作成する際に、
どんなアプリでも必ず設定が必要な内容があると思います。
今回は開発の最初に設定しておいた方が良さそうな以下の内容を、
すぐに終わらせるように記事を書いてみました。
- プロジェクトの作成 + Bundle IDの調整
- アプリアイコンの変更
- スプラッシュスクリーン設定
プロジェクトの作成は当然必要ですし、Bundle IDの設定も必要です。
アプリアイコンもデフォルトのままでは審査に通らないはずなので、後々調整する必要が出てきます。
スプラッシュスクリーンもiOSの審査に必要なので、最初にやってしまいましょう。
出来るだけコピペで動くように書いてみました。
プロジェクトの作成 + Bundle IDの調整
Bundle IDはflutter createコマンドの実行時に設定することができます。
ファイルを直接調整したり、Xcodeで修正したりすることもできますが、面倒なのでこの方法でやってしまいましょう。
$ flutter create --org com.your_bundle your_app
アプリアイコンとスプラッシュスクリーンの変更
アプリアイコンの変更はflutter_launcher_iconsを使うと簡単です。
iOSとAndroidそれぞれに必要な複数の画像を一括で作成することができます。
[flutter_launcher_icons]
(https://pub.dev/packages/flutter_launcher_icons/install)
スプラッシュはflutter_native_splashを使って設定していきます。
[flutter_native_splash]
(https://pub.dev/packages/flutter_native_splash)
productionでは必要ないので、dev_dependenciesに記載しましょう。
また、画像のパスやその他のオプションも設定しましょう。
dev_dependencies:
~~
# アプリアイコン
flutter_launcher_icons: ^0.8.1
# スプラッシュ。
flutter_native_splash: ^0.1.9
# コマンドはflutter pub run flutter_launcher_icons:mainでicon設定。
flutter_icons:
android: "launcher_icon"
ios: true
image_path: "assets/images/icon.png"
# コマンドはflutter pub pub run flutter_native_splash:create
flutter_native_splash:
image: assets/images/splash.png
color: "ffffff"
icon.pngとsplash.pngを指定したディレクトリに設定してコマンドを実行していきましょう。
$ flutter pub get
// アプリアイコンの設定
$ flutter pub run flutter_launcher_icons:main
// スプラッシュの設定
$ flutter pub pub run flutter_native_splash:create
これで、Bundle IDとアプリアイコンとスプラッシュの設定が完了しました。
必要に応じて、オプションを確認して調整していきましょう。