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FreeBSD(にしようかと思ったがそこまで漢(おとこ)ではないので実際はGhostBSD)をインストールしてからPostgreSQLのINSTALL日本語版を作成するまで(前編)

Last updated at Posted at 2020-02-08

(少し頑張ると著者が特定できますが、以下の文章は著者を雇用している会社や著者が所属している団体とは一切関係がありません。だって爺ちゃんなんだもの。あと、前編では、爺ちゃんはインストールにすらたどり着かなかったので、ポエム、と。)

コンピュータに興味を持ち始めた孫が久しぶりに訪ねてくるというので、孫に爺ちゃんのかっこいいところを見せてやろうかと。

FreeBSDのインストール

爺ちゃんの若い頃は、普通の人はWindowsというものを使っておったが、「すごいひとたち」はLinuxかFreeBSDを使っておったのだよ。その当時、爺ちゃんもFreeBSDをちょっと齧ったのじゃ。確か「もっとすごいひとたち」は(Freeではない)何とかBSDというのを使っておったな。ええと、何だったか、ああ確か、NetBSDとかOpenBSDとか言っておったな。よし、ここは爺ちゃんも昔取った杵柄で、FreeBSDをWindows PCの空き領域にインストールして使ってみるかの。これで孫が爺ちゃんのことを尊敬するのは間違いなしじゃ、ふぉっふぉっふぉ。
はっ、いかんいかん、長い昔話は孫に嫌われるな。とりあえず、ダウンロードからじゃ。

ISOイメージのダウンロード

まずは、FreeBSDのサイトに行って、はて、昔からこんなサイトだったかの。ああ、「FreeBSD を入手する」とでかでかと書いてあるから、多分これだのう。ん、何かいろいろ書いてあるが、インストールするのだから「インストーライメージ」かの。
で、爺ちゃんのPCはPowerP、おっと違う、AMDのCPUじゃから、amd64をダウンロードすれば良さそうじゃ。バージョンは、何、12.1だと。たしか爺ちゃんの齧っていた頃は2.0.5だか、2.1.0だったか、、、、

インストール

インストール用のDVDを作成して、DVDドライブに入れて起動じゃ。ま、ここら辺は孫も興味がないじゃろうから、メニューを適当に選んでサクサクと進めるかの。おお、懐かしい、爺ちゃんが齧っていた当時もこんな感じの画面じゃった。
なんだかんだやっているうちに、インストールは終わったようじゃ。爺ちゃんが齧っていた当時はもう少し何かあって苦労したような気がするが、これも技術の進歩かの。

起動

さて、インストールも終わったし再起動じゃ。はて、相変わらずWindowsが起動するぞ。ああ、そうじゃった、インストールの途中、ブートローダー云々のところで、一番安全そうなものを選んだのじゃった。Windowsも使いたいからの。それに一台のPCで全然違うOSが動くなんて、孫もびっくりじゃろう。確かこう言うのはデュアルブートとか言うんじゃったな。

デュアルブートを目指して

検索してみると、あるある、最近はThe rEFInd Boot Managerなるものが流行っているのかの。ではこれを使ってみるかの。
はて、rEFIndというのは、どうやってインストールするのかの。Windowsからなら何かできるようじゃ。ふむふむ、まず「EasyUEFI の非商用ユース用 Free 版」なるものをWindowsでダウンロードして、と。ん、EasyUEFIというものはあるが「非商用ユース用 Free 版」なんてものは見当たらないではないか。以下の2種類しか見つからん。

  • 有償版
  • トライアル版

有償版を買うくらいのお金なら爺ちゃんにもあるし、お試しと称してトライアル版を使うのも悪くないかの。
はっ、いかんいかん、どちらも孫にばれたら爺ちゃんへの尊敬の眼差しが軽蔑の眼差しに、、、、
さて、これからどうしたものか。ネットで調べてみると「FreeBSDを使うような人達はみんな、デュアルブートの設定が独力できて当然か、FreeBSDだけあれば十分(デュアルブートなんて不要!)」ということのようじゃ。流石「すごいひとたち」は違うのう。FreeBSD漢(おとこ)だよFreeBSD。
が、「すごく」ない爺ちゃんはどうすれば良いんじゃ、孫よ、すまん、くぁwせdrftgyふじこ

他のBSDを求めて

はっ、爺ちゃんとしたことが年甲斐もなく取り乱してしまった。ここはお茶でも飲んで、と。
いやいや、「ネットは広大」なはず。「『すごいひとたち』ほどすごくはないけれども、やはり諦めきれず『それなりにすごい』と思われたいひとたち」という爺ちゃんみたいなのも結構いるじゃろう。「FreeBSDみたいだけどインストールは超簡単」みたいなものが絶対どこかにあるはずじゃ。
(しばらくお待ちください)
(もうしばらくお待ちください)
ほほう、やっぱりあった、あった。

このうちTrueOSはサーバ向けっぽいのう。「サーバ」という言葉の響きには漢のロマンを感じるのじゃが、爺ちゃんでは先ほどのFreeBSDの二の舞になりそうじゃ。となると、GhostBSDとProject Tridentのどちらかということになるのう。GhostBSDをざっと眺めてみたのじゃが、これなら爺ちゃんでもいけるかもしれないのう。さて、Project Tridentもちと見てみるかいのう。

BSD?

Project Trident is a desktop-focused operating system based on Void Linux.

ん、爺ちゃん、老眼鏡を掛け忘れたかの。さて、眼鏡、眼鏡、眼鏡はどこじゃ、と。いや、ちゃんと目の前に掛かっておるのう。眼鏡が曇って、、、、いないようじゃ。なら、ひとまず顔でも洗ってくるかい、どれどれ。
(しばらくお待ちください)
さて、すっきりしたことだし、もう一度、Project Tridentをみてみようかの。

Project Trident is a desktop-focused operating system based on Void Linux.

うーん、先ほどのは見間違いではなかったようじゃ。やっぱり「Void Linux」とあるのう。爺ちゃんの頃から*BSDってのはいろいろ増えてったから、その一種かのう。でも爺ちゃんの時代とは違って、最近はBSDでもLinuxという名前を付けるのかのう。どれ、Void Linuxをちょっと見てみるとするかい。

Void is a general purpose operating system, based on the monolithic Linux® kernel.

んー。これはどうみてもLinuxじゃな。もう「わけがわからないよ」じゃ。1

GhostBSDへ

よし、爺ちゃん決めたぞ、GhostBSDじゃ。(というか、GhostBSDしか選べるものがなかったのう、、、orz。これは孫には内緒じゃ。)2
(ということで中編に続く)

  1. 説明しよう。と言いつつ詳細はProject Trident Ditches BSD for Linuxに丸投げします。一言で言うと「Project TridentはOS(カーネル)をFreeBSDからLinuxに最近切り替えた。」ということです。なら、どの辺りがBSDかと言うと、名前のTridentだけかも。

  2. BSD関連のことを調べるのにここに書いてある情報を利用するような酔狂な人はいないと思いますけど、気が付いてしまったのでお断りです。爺ちゃんが調べた時には、確かにProject TridentとTrueOSは存在していたのですが、2022年7月現在、どちらももうありません。はい、証拠。
    Open Letter to the TrueOS Community
    TrueOS Discontinuation
    Project Trident has been discontinued as of March 2022.。この時点で消極的理由とは言え、GhostBSD選んだ爺ちゃん炯眼!

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