Key-Valueとは?
- Google Ad ManagerのKey-Valueとはカスタムターゲティングを可能にする機能
- 独自のキー(key)と値(Value)を定義し、広告配信のカスタムターゲティングを実現する
使用例:
- ページタイトルに特定の文字が含まれる場合の広告配信
- ページURLによるターゲティング
- カテゴリ(タグ)ごとの広告出し分け
- 環境(開発・ステージング・本番)ごとのターゲティング
- 特定の内容を含む記事への広告配信制御
Key-Valueでは2つのタイプがある
- 動的:ページURLやタイトルなど、ページごとに異なる値を使用
- 定義済み:性別など、固定された値を使用
設定
名前 :Key-Valueのkeyに当たるもの、半角英数字で入力する
表示名 :アドマネージャー上での表示名
値のタイプ :今回は動的
値のレポート :今回レポートで利用したいので含める
ターゲティング値:Key-ValueのValueに当たるもの、keyに対して取得したい値を設定
設置したタグ
$Categoryにはサイト内ページのカテゴリが入る
ターゲティング値に"ニュース"と設定したらニュースカテゴリのページで以下タグにより値が取得される
<script>
window.googletag = window.googletag || {cmd: []};
googletag.cmd.push(function() {
googletag.pubads().setTargeting("Category", "$Category");
});
</script>
取得に向いていないデータ
取得したい値をターゲティング値に一つ一つ設定する必要があるので例えばメディアサイトの記事のような数が多い値(1つのkeyに対して設定できる値の上限は100,000個)や頻繁に変更されるような値は取得に向いていない