1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

QuickSight 簡易版説明書

Last updated at Posted at 2023-02-10

QuickSight 説明

役割

  • 管理者
    ユーザーの追加やAWSリソースとの接続設定・支払い設定を行える
    作成者のように分析を行うこともできる
    IAMユーザーのみグループ管理が可能

  • 作成者
    データソースの作成ができる
    データソースから分析ができる
    分析結果をもとにダッシュボードを作成できる

  • 閲覧者
    作成者が作成したダッシュボードを閲覧できる

画面説明

トップ

image.png

①フォルダ

  • マイフォルダ
    作成者がリソースを整理するための場所の画面に移動
    新しくフォルダを作成することができる

  • 共有フォルダ
    作成者がデータソースや分析、ダッシュボードをまとめて保存でる場所の画面に移動
    新しくフォルダを作成することができる
    保存したフォルダごとに共有設定(閲覧・変更)を行うことができる

②ダッシュボード

閲覧できるダッシュボードの一覧を確認できる画面に移動

③分析

作成者が所有している分析画面の一覧を確認できる画面に移動

④データセット

作成者が作成したデータセットの一覧を確認できる画面

マイフォルダ

  • 新しいフォルダを作成
    image.png

  • 既存フォルダの名前変更・削除
    image.png

  • フォルダ内のリソースを削除・別のフォルダにも追加
    image.png

  • フォルダに追加
    実体はユーザーのデータセットページにあり、ほかのフォルダから見れるようにする

  • フォルダから削除
    実際はリソースの実態は削除せず、表示させなくする

  • 削除
    実体を削除する、他のフォルダで共有されている場合はそちらからも消える

共有フォルダ

マイフォルダのアクションに加えて共有設定を行うことができる

image.png

共有設定では2パターンの権限を与えることができる

  • 表示者
    設定された作成者はダッシュボードを表示したり、データセットを使って新しい分析画面を作成できる
    設定された作成者は分析画面を表示・変更したり、データセット自体を変更することはできない

  • 所有者
    設定された作成者はダッシュボードを表示したり、データセットを使って新しい分析画面を作成できる
    設定された作成者は分析画面を表示・変更したり、データセット自体を変更することもできる

ダッシュボード

自身が閲覧できるダッシュボードの一覧が表示される。
対象のダッシュボードの共有設定が
表示者の時
表示したり、マイフォルダへの追加ができる
所有者の時
表示したり、共有フォルダへの追加したり共有設定を行うことができる。
image.png

分析

自身が所有者である分析画面の一覧が表示される
分析自体をクリックすることで、分析画面を表示できる
分析画面をフォルダに追加することができる
分析画面の実体を削除することができる
image.png

「新しい分析」からデータセットを使って分析画面を新規作成できる。

image.png

データセット

閲覧できるデータセットの一覧が表示される

image.png

対象のデータセットの共有設定が

  • 表示者の時
    データセットをもとに分析画面を作成できる
    マイフォルダに追加できる
    データセットをもとにしてあたらしいデータセットを作成することができ

  • 所有者の時

    • データセットをもとに分析画面を作成できる
    • データセットを編集できる
    • マイフォルダに追加できる
    • データセットをもとにしてあたらしいデータセットを作成することができ
    • データセットを複製できる
    • 対象データセットの共有設定を行うことができる
    • 行・列レベルでセキュリティ
      データセットはエクセルのシートのようになっており
      • 行レベル
        セルでユーザー名やグループ名を指定することでユーザーやグループに表示・非表示を許可できる
      • 列レベル
        共有設定のように対象の列に対して表示・非表示の許可ができる
    • 実体を削除することができる

分析作業の手順

データセットを作成する。(ファイルアップロード以外はエンジニアに依頼した方が良い)

データセットは分析する対象を定義する作業です

  1. データソースを作成

    データソースとは、利用したいデータへの接続設定情報

    すでにデータソースがある場合は、選択して利用することができる

    データソースとして指定できるものとしては【サポートされているデータソース】を参照してください。データベースやファイル、API提供されているモノなどが対象となっています。
    image.png

  2. データセットを作成

    指定したデータソースからどのデータをどのように取得し、どういったデータとして扱うかをせっていします

    image.png

    1. データセットを追加し、連結

      他のデータセットをユーザー名で連結等

    2. 不要なデータを非表示にします

    3. 計算や条件を通して表示したいデータがあれば、追加

      • 計算は統計手法や型変換(文字列⇒数値等)等
      • 条件は1なら男性、2なら女性、0なら無回答を表示等
  3. データセットを保存する

    保存しないと利用できない。

    image.png

分析画面を作成

今回はプランに含まれている「インタラクティブシート」で作成

image.png

image.png

  1. ビジュアルを設定、レイアウト

    初期状態では一つ目のビジュアルは配置されているが、2つ目以降は左上の+から「ビジュアルを追加」で追加する

    image.png

    1. ビジュアルを選択

      画面左下のビジュアルタイプから好みのグラフを選択する。

      image.png

    2. 表示データの選択

      ビジュアルを選択すると画面右上の「フィードウェル」が選択できるようになりますので、選択し表示するデータをドラックアンドドロップする

      image.png

    3. 表示データ形式を調整

      選択したデータは単位を変更したり、表示フォーマットを変更する

      image.png

    4. ドリルダウンの設定

      ビジュアルによってはドリルダウン、一つの軸を固定して別の視点から見る設定を行える

      色に複数のデータ列名を指定することで、x軸日付 y軸売り上げのようなビジュアルで売り上げの内訳を地域、店舗、商品名や購入者ステータス(年代、性別、移動手段)といった色分けに切り替え掘り下げる設定ができる

      image.png

      ドリルダウンの設定がされたビジュアルには下図のボタンが増え、「↑」「↓」ボタンで色分けの軸を切り替えることができる

      image.png

    5. フィルターの設定

      フィルタには大きく3つの設定方法がある

      • ビジュアルのパラメータをクリックすることでフィルタリングする方法

        1. クリックでフィルタリングする対象のビジュアルを選択し、右上の「…」をクリックして「アクション」を選択する。

          image.png

        2. 画面左がアクション設定に切り替わるので、「カスタムアクションを定義する」を選択

          image.png

        3. アクティベーションタイプを設定

          どのアクションでフィルターをON/OFFするかを設定(基本は「選択」)

        4. フィルタ範囲を設定

          クリックによってどの軸をフィルタリングするかを選択

        5. ターゲットビジュアルを設定

          フィルタリングが影響する範囲を選択

          image.png

      • 作成者がフォームを作り、閲覧する際にフォームを操作してフィルタリングする方法①

        1. フィルタリング対象のビジュアルを選択

        2. 画面左のフィルタをクリックし、フィルター画面を表示

        3. 「フィルターの追加」をクリックし、フィルタ対象のパラメータを選択

        4. パラメータ名の右にある「…」を選択し「シートに追加」を選択し、シート内にフィルタ画面が表示されていることを確認する。

          image.png

        5. フィルタリングの条件はパラメータ名の右にある「…」を選択し「編集」から条件の変更を行う

          image.png

      • 作成者がフォームを作り、閲覧する際にフォームを操作してフィルタリングする方法②

        1. 画面左上の「+」から「パラメータを追加」を選択

          image.png

        2. パラメーターの属性を設定する。

          image.png

        3. コントロール(フォーム)を追加する

          image.png

        4. コントロールの情報を入力

          image.png

        5. コントロールを追加すると画面のシート選択部の下にコントローラーが表示される

          image.png

          クリックすることでコントローラーに値を入れることができる

          image.png

        6. コントロールによるフィルタリング対象とルールを設定

          1. フィルタリング対象のビジュアルを選択

          2. 画面左のフィルタをクリックし、フィルター画面を表示

          3. 「フィルターの追加」をクリックし、フィルタ対象のパラメータを選択

          4. パラメータ名の右にある「…」を選択し「編集」を選択

            image.png

          5. 適応先を用途に合わせて設定する

          6. フィルタータイプを「カスタムフィルター」にする

            image.png

          7. 「パラメータを使用」を選択し、「このフィルターの範囲を変更しますか?」画面で「はい」をクリック

            image.png
            image.png

          8. 対象とするパラメータを選択する

            image.png

          9. 「適用」をクリックする

    6. ビジュアルのフォーマット調整

      1. ビジュアルの右上にある鉛筆ボタンをクリック

        image.png

      2. x軸やy軸のフォーマット、グラフのフォーマットを変更する

ダッシュボードの作成

分析画面右上の下図のボタンをクリックし、ダッシュボードを作成

  1. 共有アイコンをクリックし「ダッシュボードの公開」をクリック

    image.png

  2. ダッシュボードの情報を入力

    uploading...0

  3. 公開するとダッシュボードページ飛ばされるので動作を確認する

公開範囲の設定

ダッシュボード画面にて書き出したダッシュボードの「…」ボタンから「フォルダに追加」を行う

1
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?