0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

gvimを最大画面で起動する

Last updated at Posted at 2022-06-16

gvim を最大画面で起動する方法について

結論

結論から書きます。
下記の手順で設定できます。

  1. $VIM/.gvimrcを開く
  2. 最終行にautocmd GUIEnter * simalt ~xと記述する。
  3. gvimを再起動すると最大画面で起動する。

以上です。
このおまじないで満足いただけたら、これ以降の文章については特に読む必要ありません。

説明

gvimrcに書く理由は、画面最大化がGUIに関する機能だと思ったからです。

autocmdを使う理由は、シンプルにsimalt ~xとだけ書いた場合に機能しないからです。
機能しない理由は、先のコマンドを直書きするとGUI起動前に実行されるためです。
つまり、GUI起動時以降にこのコマンドを実行する必要があるので、autocmdでタイミングを指定して実行しています。

simaltは、simulation alt key 的な意味のコマンドです。
~がスペースキーを表し、xがxキーです。
つまり、simalt ~xAltキーを押しながらスペースキーを押しxキーを押す動作をシミュレーションしています。
この動作は、Windowsアプリ共通の画面最大化ショートカットキーです。

以上の仕組みでこのコマンドが動作しています。

ちなみに、試していませんがsimalt ~rで画面を元のサイズに戻せるはずです。
この方法の元ネタのスクリプトのように、関数化して最大化と元のサイズを行き来できるショートカットキーを作るのも良いかと思います。

最後に

(P.S. ここでは個人的な方法としていましたが、helpを見たり日本語の情報をググるのが不足していたようです。ここ、つまりhelpに全く同じ内容が載っています。:helpは偉大。)

最大化するためにググって色々試しましたが、どの方法も失敗してしまいました(dllをインポートする方法など)。
なので色々試した結果この方法に収着しました。
元ネタは下記のスクリプトです。作者であるandy fischer氏に感謝します。
https://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=932

単純ゆえに機能しないリスクが他の方法より低いと思っています。
それでももし、機能しなかったらコメントで教えていただければと思います。
出来るだけ多くの環境で動くようなvimrcを作っておきたいと思っています。

また、今後はタイトルバーを消す方法も探していこうと思っています。
おそらくgvimの機能では実現できないでしょうけれど。(<- 追記あり)

追記 2022/06/16

下記のAutoHotKeyスクリプトでタイトルバーを消すことにしました。

#NoEnv  ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases.
; #Warn  ; Enable warnings to assist with detecting common errors.
SendMode Input  ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.
SetWorkingDir %A_ScriptDir%  ; Ensures a consistent starting directory.

#t:: WinSet, Style, ^0xC00000, A

ref. https://superuser.com/questions/1262225/how-to-remove-hide-title-bar-in-windows-10

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?