近年、画像生成AIの流行により、多くの方がStable Diffusionに興味を持つようになりました。しかし、他の画像生成ツールと比べると、Stable Diffusionはセットアップが少し複雑です。そこで今回は、Pythonを使用して簡単にStable Diffusionを使った画像生成を行う方法をご紹介します。
準備
Stable Diffusionのような画像生成モデルを使うためには、まず必要なライブラリをインストールし、モデルのファイルをダウンロードする必要があります。以下の手順で進めていきましょう。
1. 必要なPythonライブラリのインストール
まずは、Pythonのライブラリ「diffusers」を使用します。これにより、Stable DiffusionをPythonで簡単に扱うことができます。
次のコマンドでdiffusers
をインストールしましょう。
pip install diffusers
2. Pythonスクリプトの作成
次に、画像生成を行うためのPythonスクリプトを作成します。以下のコードを新しいPythonファイル(例:generate_image.py
)として保存してください。
from diffusers import StableDiffusionXLPipeline
# Stable Diffusion XLパイプラインを読み込み
pipe = StableDiffusionXLPipeline.from_single_file("animagine-xl-3.0.safetensors")
# テキストから画像を生成し、画像を保存
image = pipe('ここに生成したい画像の説明を入力').images[0]
image.save('generated_image.png')
3. モデルのダウンロード
このコードでは、animagine-xl-3.0.safetensors
というモデルファイルを使用します。次のURLからモデルをダウンロードしましょう。
animagine-xl-3.0.safetensors ダウンロードリンク
ダウンロードしたファイルを、先ほど作成したPythonファイルと同じフォルダに配置してください。
4. 画像生成の実行
最後に、ターミナルまたはコマンドプロンプトでPythonファイルを実行します。
python generate_image.py
参考URL:
Qiitaの参考記事
ぜひこの方法を試してみて、様々な画像生成を楽しんでください!