UnityからXcodeへのビルド時に発生する「Framework not found FBLPromises」エラーの解決方法
UnityでiOS向けのアプリケーションを開発している際に、Xcodeでビルドを実行すると「Framework not found FBLPromises」というエラーが表示され、ビルドが失敗してしまうことがあります。私自身もこのエラーに直面しましたが、解決するきっかけとなったのがこちらの記事でした。
この記事を通じて、エラーの原因と解決方法に気づき、無事に問題を解決することができたので、その体験を共有したいと思います。
遭遇した問題
UnityでiOS用のプロジェクトをビルドし、そのプロジェクトをXcodeで開いてビルドを試みた際、次のようなエラーメッセージが表示されました:
Framework not found FBLPromises
このエラーは特にFirebase SDKを利用したプロジェクトでよく発生するようです。原因を調べていく中で、CocoaPods関連の問題だと感じたのですが、明確な解決策に行きつくことができませんでした。
そんな中で出会ったのが、lileaLabのこの記事です。
解決のきっかけ
この記事のおかげで、私がXcodeで開いていたファイルが間違っていたことに気づきました。具体的には、FirebaseやCocoaPodsを利用しているプロジェクトの場合、.xcodeproj
ではなく、必ず.xcworkspace
を使用してXcodeを開く必要があるという点です。
自分がエラーの原因として考えていたものとは違い、単純なファイルの選択ミスが原因だったことが判明しました。この記事を読んで初めてこの事実に気づき、正しい手順を実行することができました。
解決編
エラーの解決方法は非常にシンプルです。以下の手順に従って、正しいファイルを開くだけで問題が解決しました。
手順: 正しいファイルを開く
- FinderでUnityのビルドフォルダを開きます。
-
Unity-iPhone.xcodeproj
ではなく、**Unity-iPhone.xcworkspace
**ファイルをダブルクリックして開きます。 - その後、Xcodeでプロジェクトをビルドすると、無事にエラーが解消されました。
この記事の指摘通り、正しいファイルを開くことが重要なポイントでした。これだけで「Framework not found FBLPromises」エラーを完全に解決できました。