一般的なURL
URLには通常、ポート番号は記載しません。
しかしそれは「省略されているだけ」のようです。
以下の2つのURLは同じところを指します。
グローバルサインのトップページ
http://jp.globalsign.com:80/
http://jp.globalsign.com/
https
の場合は443
番ポートが使用されます。
よって、以下のリンクはどちらも同じページ(Qiitaのホームページ)に飛びます。
https://qiita.com/
https://qiita.com:443/
localhost:3000
URLにポート番号を記述する例として思い当たるのはlocalhost:3000
です。
これは、自身のIPアドレスの3000ポートにアクセスする、ということを示しています。
以下の記事によれば、0.0.0.0:3000
/ 127.0.0.1:3000
も同様のようです。
localhost:3000
=== 0.0.0.0:3000
=== 127.0.0.1:3000
ウェルノウンポート
一般的に使用されるプロトコルによって予約されているポート番号です。
この番号を上書きして使いたい場合、Linuxではスーパーユーザー権限が必要です。
ウェルノウンポート(well-known ports)とは、IPによる通信で利用されるTCPやUDPのポート番号のうち、著名なサービスやプロトコルが利用するために予約されている0番から1023番のこと。
ウェルノウンポート(TCP)一覧(抜粋)
ポート番号 プロトコル名 20 FTP(データ転送) 21 FTP(コントロール) 22 SSH 23 Telnet 25 SMTP 53 DNS 80 HTTP 110 POP3 443 HTTPS
ウェルノウンポート(UDP)一覧(抜粋)
ポート番号 プロトコル名 53 DNS 67 DHCP(サーバ) 68 DHCP(クライアント)