#フォーマット済み文字列リテラルとは
いわゆる「文字列補完」。
Pythonでは「f-string」「f文字列」などと呼ばれることもある。
フォーマット済み文字列リテラルは、文字列を囲むクォーテーションの前に「f」を前置して、その内部で「{式}」と記述することで、その部分にその式の値(変数の値など)を埋め込むことができる。
#サンプルプログラム
Sample.py
name = 'snake.com'
# {}内に記述した変数の値や式の計算結果が補完される。
print(f'name = {name}')
print(f'1 + 2 * 3 = {1 + 2 * 3}')
#出力結果
name = snake.com
1 + 2 * 3 = 7
また、「書式指定文字列」も使用可能(「:」以降に記述される)
※書式指定文字列の参考URL:https://docs.python.org/ja/3/library/string.html#formatstrings
#サンプルプログラム
Sample.py
# 「右寄せ(>)、正負両方の値で符号を付加(+)、8桁幅(8)、3桁ごとにカンマ(,)を挿入(,)、10進数(d)」
print(f'2 ** 12 = {2 ** 12 :>+8,d}')
# 「0bを前置(#)、4桁ごとにアンダースコア(_)を挿入、2進数(b)」
print(f'2 ** 12 = {2 ** 12 :#_b}')
#出力結果
2 ** 12 = +4,096
2 ** 12 = 0b1_0000_0000_0000