Arduino IDE の最新版が公開されているという話を小耳にはさみ、どんなもんかと試してみました。
私が食いついた機能
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オートコンプリート(インテリセンス的な)
- これが欲しくてVSCodeの拡張機能で開発やってました
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ライブデバッグ機能
- 遂にデバッガが搭載なのか!?熱すぎる!!
黙ってインストールしてみた
公式ブログによるとなんだか高機能になった感がひしひし伝わってきます。
公式からダウンロードしてみましょう!
起動してみた
おお、なんだかイマドキな見た目になってます!
設定を見てみるとテーマを選べるようになっていました。
私は基本エディタはダークモードなので早速設定します。
デデン!!
!!!!
VSCodeのアーキテクチャを踏襲しているとのことでしたが、想像以上にVSCodeでした。
おかげでVSCodeのショートカットも余裕で対応していますし、関数を定義しているところに飛べたり、VSCodeの良い所全部入りです。
左側のタブをクリックするとボード、ライブラリマネージャが出現します。
安定版の1.8.13に比べてサクッとライブラリをGetできて便利ですね。
デバッグ機能どうだったの?
ダメでした
どうやらARMコア系のマイコン専用だそうで、AVR系マイコンは対象外だそうです。
よくよくドキュメント見ればそう書いてあったのですが、ほぼこれ目当てだったので、無念・・・
VSCodeの拡張機能で十分じゃね?
現状のベータ版は、画面をご覧頂ければわかる通り、VSCodeとArduino拡張機能がIDEとしてまとまったモノとなっていました。そしてデバッグ機能は残念ながらAVR系Arduinoには使えません。
スケッチのアップロードのスピードは多分上がってます。いや、間違いなく。ベータ版とはいえ従来のIDEに比べて圧倒的に便利になったと思います。
VSCodeの拡張機能と変わんないじゃん!って感じなので正直VSCodeの環境構築済の方は様子見でいいと思いました。
設定面の手間等考えるとこれから導入する方には新IDEを是非試してみて頂きたいです。
ちょっとハマった事
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シリアルプロッタが無い!
VSCodeの拡張機能にもこれ無かったので若干予想はしていましたが、公式のIDEを使う最後の理由だったのでこれは正式版リリースの際は是非実装して欲しい。 -
ヘッダファイルが見つからない!
こんな感じでヘッダファイル無いよみたいな怒られ方します。
ちゃんと所定の場所にあるんだけどなぁ。
恐らくヘッダファイルの参照範囲を指定するjsonファイルがどこかにあるはずで、そいつでパス通せば行けそうですが、パっと出てこなかったのでコンパイルは通るし今回はスルーしました。
結論
良い感じにVSCodeなIDEに進化したArduinoIDEでした!
VSCode拡張機能で環境作っている方はそっちのほうが安定かも!(現状ほぼ同じ)
私はしばらくVSCode環境のまま居座ろうと思います。