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B-TreeとB+Treeに関して簡単に説明

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MySQLのインデックスにはB+Treeと呼ばれる木構造が使用されている。
似たような木構造にB-Treeがあると知り、違いに触れつつ両方の木構造を説明してみる。

インデックスとはなんぞや?、という方は別の記事等を参照してからお読みください。

B-Tree

スクリーンショット 2020-05-01 15.49.52.png

  • 各ノードは値を保持し、また2つ以上の子ノードを保持することがある。
  • 値を検索する場合はルートノードから順番に大小を比較して検索していく。
  • 例えば4を検索したい場合は、node a → node b → node cという順序で検索する。
  • メリットは検索回数が少なくてすむ(=計算量が少なくてすむ) ∵基本的に階層の数だけ検索すればいいから。
  • 子ノードの数が2に固定されているB-Treeが二分探索木である。
  • MongoDBのインデックスに使われているらしい。

B+Tree

スクリーンショット 2020-05-01 15.39.21.png

  • B-Treeとは異なり各ノードではなくリーフノード(上記の図の青い部分)でデータを持つ(リーフノードがデータを持つのでキー値がノードと被る)
  • リーフノードがポインタでつながっている。

それぞれのメリット

  • B-Treeはノードもデータを持つので、探索途中でヒットすればレスポンスが早いことがある。
  • B+Treeは複数ノードにまたがる範囲検索を効率的に行える。
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