AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) を 24時間でつめこんで
752点で合格(1000点満点、720点が合格点)したときの体験談です
推奨されるべきではないんでしょうが、不可能ではないという事例としてあげておきます
結論
- 24時間で AWS SAA の取得は可能ではある
- でももちろんやめたほうが良い
なぜ24時間で SAA 取得という羽目になったか
AWSの資格を取得すると会社から報奨金が貰える制度があり、
かつ当時ちょうど期間限定で受験料半額のバウチャーが配られていました
自分は基本金の亡者なので
「必ずバウチャーが使える間に取得する」と決めていたのですが、
同時にそれを上回る怠け者なので
ぎりぎりまで後回しにし続けてしまったためこのような羽目になりました
24時間前の状態
- AWS をほぼ触ったことがない
- 基本情報技術者程度のコンピューターサイエンスの知識
- SAA の参考書を眺めて、「何というサービスが試験に出て、それは何をするものか」がざっくり頭にある
24時間でやったこと
24時間の内訳
3連休の3日目に受験しました
- 前2日:10 時間
- 3日目:4 時間
で合計24時間です
勉強したこと
ひたすらping-tというサイトのSAA-C03の問題集を解きました
おすすめな点
- 完全無料!
- 解説が充実 + とてもわかりやすい
- その問題の解説に加えてそのサービスそのものの説明もあるので一連で覚えやすい
- 説明を覚えていれば次の問題で正解できるので、成功体験が積めてモチベーションが維持しやすい
- サービスごとの易しめな問題 と 試験レベルの複合問題がある
- いきなり試験レベルの問題だと全然解けなくて心が折れる
- 得意なサービス・苦手なサービスがわかるので対策が立てやすい(データベースとかストレージがとても駄目でした)
- 1サイクルに出題される問題数を選べる + 1問ごとに答え+解説が出る
- 本番と同じく65問が一気に出題 -> 最後にまとめて答え合わせだと集中力が持たないのでこれはとてもありがたい
やったこと
- まずサービスごとの問題を解く -> 解説を読んで頭に叩きこむ
- 試験レベルの問題を解けるだけ解く
たしか 20時間(試験前の2日)は 1 の方ばっかりやっていて、
試験当日になって 2 の方の問題を頭につめこんでいた記憶があります
試験中-結果が出るまで
- みんな「65問一通り解くのは1時間くらいで終わる」と言っていたが、自分は100分くらいかかった
- 見直すと「絶対これ違うじゃん」「なんでこれにしたんだ自分は?」という問題が結構あった
- 意味がつかめない問題で、英語の問題文を見たら理解できたという事例があったのでぜひやるべき
- 絶対落ちたと思ったので試験後は不貞腐れて寝ました
- なんで合格したのかいまだにわかってないです。多分運がよかった
取得してみての感想
よかったこと
- 報奨金をもらえた!!
- 勉強する良い機会になった(報奨金とバウチャーがなければきっと一生やりませんでした)
- 「見たことある」「なんとなくわかる」の知識が増えたので、業務や別試験の勉強がしやすくなった
悪かったこと
- 細かいこと(数値や制約系)はすべてすっぽぬけた
- サービス名と機能がごちゃ混ぜになる(GuardDuty と Shield の機能が頭の中で逆になっていたりなど)
- 詰め込めば何とかなるという悪い自信がついてしまった
- SOA と DVA もつめ込みで受験しました
まとめ
- AWS の資格は実際に問題を解かないと全然解けない(参考書だけじゃだめ)
- 見直しは絶対にした方がよい!
- 人間つめ込もうと思えばなんとかなるときもある
- でも火事場の馬鹿力に期待せず、コツコツ計画的に勉強しましょう